大漁と商売繁盛を祈願 市魚市場 年頭恒例の「手締め式」(別写真あり)
令和8年1月6日付 1面
大船渡市大船渡町の市魚市場は5日、新年の営業を開始した。この日は、200㌔超えのクロマグロなどが水揚げされ、場内は初競りの活気に包まれた。年頭恒例の「初売り手締め式」では、集まった水産関係者らが漁況の好転と回復に期待を込めながら、一年の大漁や商売繁盛を祈願した。
同日は、午前6時前から続々と漁船が接岸。はえ縄や定置網船から215~93㌔のクロマグロ計24本が水揚げされたほか、スルメイカや時期もののマダラなども数量がまとまり、久しぶりの慌ただしさが広がった。買い受け人らは縁起物の赤いタオルを首に巻き、業務の傍らで新年のあいさつと笑顔を交わした。
同7時30分からの手締め式には、魚市場を運営する大船渡魚市場㈱(千葉隆美社長)の職員、仲買業者、開設者である市、県などの関係者ら合わせて約80人が参加。達増拓也県知事も視察に訪れた。
渕上清市長は、昨年における市魚市場の水揚げ状況や水産業を取り巻く環境変化に触れながら「地域経済を支える水産業を持続させるため、関係者の皆さまの声を伺いながら、振興に全力を挙げる」とあいさつ。達増知事も激励の言葉を述べた。
千葉社長は「前浜は、沿岸沿いに最大級のクロマグロが見えている。資源管理の問題もあるが、もう年は明けた。今年の干支は午。切り替えて、全てがうまくいくよう、前に進む力で挑んでいこう」と鼓舞した。
魚市場の本年度実績は、数量、金額ともに昨年度を下回る厳しい状況となっている中、最後に全員で三本締めを行い、水産業の盛り上げと一年の安全な業務遂行を誓い合った。






