〝大船渡路〟で健脚発揮 新春ロードレース大会 一般男子駅伝で地元勢入賞

▲ 〝大船渡路〟で勢いよくスタートを切るランナーら

 大船渡新春ロードレース大会2026(同実行委、岩手陸上競技協会主催)は11日、大船渡市盛町の市民体育館前を発着点とするコースで開かれた。県内外から出場した約1000人のランナーが、年明けの〝大船渡路〟で自慢の健脚を発揮。一般男子駅伝では、大船渡市のチームが2位となるなど、地元勢も大会を盛り上げた。
 昭和27年から約70年続く恒例の大会。これまでは「大船渡新春四大マラソン大会」として「10マイルロードレース県大会」「10㌔・5㌔ロードレース県大会」「県南地区駅伝競走大会」「県南地区中学校対抗駅伝競走大会」の4大会を併催してきたが、令和6年から現名称で再スタートを切った。
 競技は、ロードレースの部が▽一般男子10マイル(16・094㌔)▽高校男子10㌔▽一般女子5㌔▽高校女子5㌔──の4種目、駅伝の部が▽一般男子(15・9㌔)▽同女子(10・9㌔)▽高校女子(15・9㌔)▽中学男子(15・9㌔)▽同女子(10・9㌔)──の5種目を実施。
 同日は曇り空ながら、風も気温も心地よい絶好のコンディションに。午前9時、大会長の渕上清大船渡市長の号砲で、一般男子10マイルロードレースを皮切りに競技がスタートし、選手らが勢いよくコースへと駆けだした。
 沿道には多くの観客らが詰めかけ、選手に声援を送った。今回初めて公募したボランティアスタッフも、選手らのコース誘導やケア、観客らの案内などの運営にあたり、円滑な進行を支えた。
 実行委によると、当日はロードレースが367人、駅伝が164チーム656人の計1023人が完走した。
 このうち、67チームが出場した一般男子駅伝では、大船渡陸上倶楽部のメンバーや大船渡にゆかりのある選手らで構成する「綾里フラペチーノ」が2位に入賞。大規模林野火災で被災した綾里の名を冠し、地域に明るい話題を届けようと、たすきをつないだ。
 監督兼選手として力走を見せた千田翔平さん(34)=三陸町綾里=は「前回大会は4位で、念願の表彰台に感無量。新年一発目が地元の大会で、他地域の選手らと交流できて良かった。運営してくださった大会関係者の方々に感謝している」と喜びを語った。
 一般男子駅伝に出場した地元の「㈱佐清分店」は、末崎中時代から駅伝を走ってきたメンバーで今年も出場。末崎町出身の武田悠太佳さん(33)=宮城県仙台市在住=は「毎年みんなでこうして走ることができて、とても気持ちが良い。来年以降もみんなでベストを出せるように、体型維持などを頑張りたい」と笑顔で話していた。
 大会結果は後日掲載。