支えに感謝「結果で恩返しを」 レノファ山口FCレディースに加入 アルタス大船渡出身の佐藤選手 憧れの女子サッカー選手に

▲ レノファ山口FCレディースに加入が決まったFCサン・アルタス大船渡出身の佐藤選手

 大船渡市のFCサン・アルタス大船渡出身で、尚美学園大4年の佐藤伽蓮選手(22)=神戸弘陵高卒=が、2026シーズンから女子サッカーアマチュアリーグのなでしこリーグ2部・レノファ山口FCレディースに加入することが決まった。粘り強い守備に定評があるDF。憧れ続けた女子サッカー選手としてピッチに立つその一歩を踏み出し「女子サッカー界を盛り上げていきたい」と活躍を誓っている。(菅野弘大)


 本県出身の佐藤選手は、家族の仕事の都合で4歳のころに大船渡に移り住み、兄の影響でサッカーを始め、猪川小2年時にアルタスに入団。小学5年で一関市に引っ越し、チームもヴェルディ岩手U―12に変わったが、土日はアルタスの練習に参加するなどして、競技力を高めてきた。
 中学2年でベガルタ仙台レディースジュニアユースに移籍し、高校は全国大会常連の神戸弘陵に進学。主力選手として活躍し、2年連続で全日本選手権大会にも出場した。
 尚美学園大では、1年次からセンターバックやサイドバックでリーグ戦などに出場。4年次は主将を任され、チームの柱としてピッチ後方から仲間のプレーを支えた。
 大学卒業後も「サッカーを続けたい」との思いを強く持ち、複数の女子サッカークラブの練習に参加。その中で、大学の先輩のつながりで参加したレノファ山口FCレディースから誘いを受け、入団を決めた。
 DFとして、相手について簡単にプレーさせない体を張った守備が持ち味。「決して技術がある選手ではない」と自覚し「人に恵まれ、支えがあってここまでこられた。自分がどこまでやれるか、壁にぶつかることもあると思うが、挑戦し続ける姿勢を持ち続けて、結果で恩返しをしたい」と意気込む。
 レノファ山口レディースは、2025シーズンの中国女子サッカーリーグ(地域リーグ)で初優勝。その後の入れ替え戦でFC今治レディースとの戦いを制し、悲願のなでしこリーグ2部への昇格を決めた。
 リーグ1部やプロカテゴリーのWEリーグ参入を目指し、勢いに乗るチームに加入する佐藤選手は、チームの公式ホームページで「素晴らしいチームの一員としてプレーできることをとてもうれしく思う。常に熱い応援でチームを後押しするサポーターの皆さんとともに戦えることが、とても楽しみ。自分の強みを存分に発揮し、チームの勝利のために全力で戦う。感謝の気持ちを忘れず、日々成長していくので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。