春を呼ぶ彩り 多彩に歓迎 「つばきまつり」が開幕 3月22日まで世界の椿館・碁石で(別写真あり)

▲ 大輪があちこちで咲き、来訪者を歓迎

 大船渡市末崎町の世界の椿館・碁石で25日、第29回三陸・大船渡つばきまつりが開幕した。約600種700本のツバキが管理されている館内では2割ほどが咲き、訪れた幅広い年代の来場者を喜ばせた。まつりは3月22日(日)まで。期間中の同14(土)、15(日)両日には、市内では26年ぶりの開催となる全国椿サミット大船渡大会が予定されており、ツバキをめでる人々の交流拡大が期待される。(佐藤 壮)

 

2カ月間の活気を願いテープカット

 市や市農協、市花き研究会、大船渡ツバキ協会などで構成する実行委員会(委員長・渕上清市長)が主催。開館直後から大船渡つばき娘が市民らを出迎え、花々の前で笑顔を交わした。
 開会セレモニーでは渕上市長が「春の訪れを告げるかのごとく咲き誇り、十二分に楽しめると思う」とあいさつ。伊藤力也市議会議長の祝辞に続き、関係者によるテープカットのほか、大船渡東高校太鼓部による迫力満点の演奏披露も行われた。
 入り口前では、市食生活改善推進員団体連絡協議会がつばき油を使ったけんちん汁を提供。厳しい寒さの中で身も心も温まる一杯を提供し、湯気の向こうには来場者の笑顔が広がった。
 館内では、天津木村さんとよこっちピーマンさんによるトークショーを開催。郷土菓子やツバキグッズ販売業者も出店し、にぎわいを見せた。
 入館した来場者は、色とりどりの花々をじっくりと堪能。2年ぶりに家族で訪れ、一昨年に椿館内で購入したツバキがデザインされたシュシュを身に着けていた盛岡市立河北小学校の平賀春純さん(2年)は「ツバキが元気に咲いていて、笑っているように見えた」と話し、瞳を輝かせた。
 同館によると、現在は約2割が開花。職員の梅澤大さん(50)は「今は和種が中心の開花だが、例年この時期には開花しない洋種も咲いている。今年はフォトスポットを多く設けているので、皆さん楽しめるのでは」と語る。初日から館内では、足を止めてスマートフォンを構える姿が目立った。
 期間中は毎日、写真映えスポットを各所に配置。ツバキ苗・ツバキグッズ販売、館内に隠れているおおふなトンの数を探す景品付きのゲームや、人気ツバキ投票を行う。関連イベントとしてフォトコンテストも開催する。
 椿館は午前9時~午後5時に開館。2月9日(月)と同24日(火)、3月9日(月)は休館となる。入館料は一般と高校生が500円で、小・中学生は300円。一般の博物館共通入館料は600円。
 今月20日発行の市広報には、椿館と市立博物館の共通無料入館券が付いている。まつり期間中、家族1回利用分の入館料が無料になる。