豆まきなどにぎやか 市内のこども園が節分行事(別写真あり)

▲ 豆をまいて鬼を退治する末崎こども園の園児たち

涙しながらも〝心の鬼〟退治/末崎

 

 大船渡市末崎町の末崎こども園(佐々木美穂園長、園児51人)は3日、豆まき会を開いた。園児たちが、節分にちなんだ各種催しを楽しみ、〝心の鬼〟退治にも一生懸命に取り組んだ。
 豆まきを前に集会が開かれ、園児たちが、この日のために手作りした鬼の面やかぶり物を身に着けて参加。この間、保護者4人が鬼に扮して待機した。
 集会では、代表の園児たちが、「(食べ物の)好き嫌い」「意地悪」「泣き虫」といった、退治したい〝心の鬼〟を発表し、このあとに控える鬼退治に向けて「えいえいおー」と声をそろえた。
 節分にちなんだ歌や、鬼のパンツを2人一組ではいて進むリレーなど、楽しいひとときを過ごす園児たちの前に、大きな金棒を携えた鬼たちが登場。
 ひるんだ表情を見せながらも、年長児を中心に豆に見立てた新聞紙を果敢に投げつけた。
 会場には、節分で魔よけとして使われるイワシとヒイラギの葉で飾ったコーン標識も並び、鬼を退けるのに一役買った。
 鬼が退散すると、涙をぬぐい安堵の表情を浮かべた園児たち。友達と仲良くし、素直な子になることを誓った。
 「〝好き嫌い鬼〟を退治したい」と話した鈴木瑛麻ちゃん(6)は、「ピーマンを頑張って食べる」と約束していた。

 

福豆配り歩く「鬼行列」/盛

 

商店街を練り歩いて住民らに福豆を配る盛こども園の「鬼行列」

 大船渡市盛町の盛こども園(久保田ユウ子園長、園児105人)は同日、同町商店街で「鬼行列」を行った。園児たちが、鬼の面を付けて地域を巡り、住民らに福豆とともに笑顔を届けた。
 同園では毎年、節分に合わせて園児らが地域を練り歩く鬼行列を実施。
 同日は、5歳児16人が参加。出発地点となった大船渡郵便局では、代表の園児が局員や利用者らに福豆を配った。
 このあと、園児たちは「鬼は外、福は内」と明るい声を響かせながら商店街を進んだ。
 にぎやかな様子に誘われて沿道に顔を出したり、園児たちの到着を待つ住民らに福豆を手渡した。
 また、昨年に続いて地域密着型介護老人福祉施設・蔵ハウス大船渡、同施設隣のグループホーム「さくら亭」に立ち寄り、利用者らに歌を披露した。
 例年、施設職員が鬼の姿で待ち構え、園児たちの隙を突いて登場することとしており、今年も、歌い終わりでほっとした表情の園児たちの背後から、太鼓の音とともに現れた。
 迫力のある形相に慌てて距離を取ったが、最後は涙をこらえながら豆を投げ、鬼を退治した。
 園児たちは、大人たちの「頑張ったね」との声かけと温かい拍手で笑顔を取り戻し、達成感をかみしめていた。