気仙3市町は250人 昨年の運転免許返納者数 前年比で10人減少 県警まとめ
令和8年2月9日付 7面
県警察本部(増田武志本部長)は、令和7年の運転免許自主返納受理状況をまとめた。県内で自主返納した人は4043人(前年比51人減)。このうち、大船渡警察署管内の返納者数は250人(同10人減)と微減したものの、過去5年(令和3~7年)の平均値249・8人と同等で推移した。(齊藤 拓)
同署管内の自主返納者を市町別にみると、大船渡市が137人(前年比5人減)、陸前高田市が98人(同7人減)、住田町が15人(同2人増)。このうち、75歳以上は計192人(同6人減)で、全体の4分の3を占める。
管内における65歳以上の免許保有者(高齢ドライバー)は、7年12月末現在で1万3941人(同158人増)で、全保有者の約37%となった。
昨年県内で発生した交通事故の状況をみると、高齢ドライバーが第一当事者となった人身事故件数は540件(同110件増)と全体の約3割を占め、増加数も全世代の中で突出して多かった。傷者数は415人(同47人増)、死者数は25人(同7人増)で、ともに全世代中で最多となった。
同署管内の昨年の交通事故状況をみると、高齢ドライバーの人身事故件数は前年と同数の25件、傷者は40人(同3人増)、死者は1人(同1人増)だった。
警察では、高齢の運転免許証保有者に対し▽運転に自信がなくなった▽あまり車を運転しない▽身体の不調等運転に不安がある▽交通事故を何度か起こしている▽家族に心配されている——などの例にあてはまる場合は、運転免許の自主返納を検討するよう勧めている。
返納後は、申請により「運転経歴証明書」の交付を受けることができ、公的身分証明書として使用できる。ただし、自主返納後5年以上または運転免許失効後5年以上経過している場合は、交付を受けることができない。
返納手続きは、県内の各運転免許センターや各警察署で受け付ける。本人が手続きに来られない場合は、代理人への委任状などの提出による申請も可能。
気仙3市町の免許返納者数の推移は別掲。






