スマホで便利に確定申告 7年分の受け付け開始 大船渡税務署 3月16日まで会場開設
令和8年2月17日付 1面
所得税などの令和7年分確定申告受け付けは16日に始まり、大船渡市盛町の大船渡税務署(小田桐尚署長)には申告書作成会場が開設された。初日から地域住民らが足を運び、職員からスマートフォンとマイナンバーカードを使う便利な電子申告方法を教わりながら手続きを進めた。会場は3月16日(月)まで設けており、利用の際は早めの来署を呼びかけている。
確定申告は、1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得金額と、それに対する税額を計算して申告し、納税額を確定するもの。個人事業主や農業・漁業を営む人、地代・家賃収入がある人、土地建物等を売却した人などのほか、サラリーマンでも年収が2000万円を超える場合等は申告が求められる。
同署では毎年、申告期間に合わせて申告書作成会場を開設。近年は感染症予防や混雑緩和を目的に入場整理券を配布し、スマホ、パソコンなどを使って自宅からでも手続きができる電子申告を推奨している。
初日は、整理券の配布開始時刻である午前8時30分までに希望者約20人が列をつくり、1時間ほどで午前中分の発券を終えた。同9時の開場後は、住民らが整理券の指定時間に合わせて来署し、申告書を作成。職員らから助言、確認をしてもらいながら手持ちのスマホを操作し、出来上がった申告書を送信した。
電子申告は、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」から可能。スマホとマイナンバーカードでマイナポータル連携をしておくと、給与、医療費、ふるさと納税などの申告に必要な情報が自動入力される。
来署の際には、スマホ、マイナンバーカードと登録している二つのパスワード、申告に必要な資料を持参すること。マイナンバーカードの本体や電子証明書には有効期限があるため、同署では期限切れの場合は事前に地元の市町で更新手続きをしておくよう周知している。
申告と納付の期限は、所得税および復興特別所得税、贈与税が3月16日まで、個人事業者の消費税および地方消費税が同31日(火)まで。振替納税の振替日は、所得税および復興特別所得税が4月23日(木)、個人事業者の消費税および地方消費税は同30日(木)となっている。
大船渡署の会場開設時間は、平日の午前9時~午後5時。整理券は開設日の午前8時30分~午後4時に配布するが、混雑状況によっては時間前に終了する。
整理券の予約は、ソーシャルネットワークサービス・LINE(ライン、別掲QRコード)で希望日の2週間前から受け付ける。作成済みの申告書を提出するだけの場合は、整理券は不要。
小田桐署長は「当日の入場整理券は数に限りがあるため、ラインで予約をした方が確実。来署を希望する方は混み合う日もあるので、時間に余裕をもって早めに利用してほしい」と呼びかけている。






