展示・販売でも歓迎充実へ 椿サミット実行委 大会運営最終案を確認

▲ 大会最終案を確認した実行委員会

 全国椿サミット大船渡大会第7回実行委員会(会長・渕上清市長)が18日、大船渡市大船渡町のおおふなぽーとで開かれた。3月14(土)、15(日)の両日開催まで1カ月を切った中、大会運営の最終案を確認。会場となるリアスホールでは、ステージ事業だけでなく、幅広い分野からの芸術・物産品の展示や販売を通じて歓迎体制を充実させる計画で、関係者は各種団体が連携しての準備やアピールの強化も誓い合った。
 実行委員会は市や県、大船渡商議所、大船渡ツバキ協会、市農協、市観光物産協会などの関係者ら13人で構成。昨年12月の書面決議以来の開催で、委員12人(代理含む)に加え、市農林課職員が出席した。
 冒頭、渕上清市長が「最終調整を進め、多くの市民の方々に足を運んでもらえるよう周知・PRに取り組んでいる。大会を通じ『つばきの里大船渡』のさらなるイメージアップや、東日本大震災、大規模林野火災で寄せられた支援への感謝の思いを伝える機会とすべく、引き続き準備を進める」とあいさつ。協議では、大会最終案を確認した。
 大会初日の14日は、リアスホールで午前10時から日本ツバキ協会の支部懇談会、全国椿サミット協議会の理事会・総会、日本ツバキ協会の通常総会が行われる。
 午後1時10分から、大会実行委と市の主催ステージ事業に入る。復興事業で整備された街並みを含む市の紹介動画の上映に続き、同1時30分からのオープニングセレモニーには、大船渡東高太鼓部が登場。主催者あいさつのあと、同校生徒によるツバキに関する活動発表が行われる。
 研究発表では、岩手大学大学院の相川ゆきえ氏が、末崎地区での調査等からヤブツバキの生育不良要因などを解説。アカペラユニット・XUXU(シュシュ)は、地元合唱団体と共演する。大船渡町の「平こども七福神」の披露、㈱バンザイ・ファクトリーの髙橋和良代表取締役の活動発表、同市出身の歌手・新沼謙治さんの記念ステージと続く。
 現時点でサミット参加申込者は156人。終了後は大船渡プラザホテルで交流会を開催する。15日はバス4台に分かれ、115人が世界の椿館・碁石や三面椿などを巡る現地視察を予定している。
 14日はリアスホールで館内イベントも開催。正面入り口では、食生活改善推進員団体連絡協議会が「つばきゆべし」を振る舞うほか、特産品も販売。神奈川県・相模女子大学復興ボランティア委員会によるツバキ関連のスイーツ販売、活動パネル展示なども行われる。
 ホワイエ2階では、ツバキ関連グッズの販売に加え、ホテル椿山荘東京による宿泊券や食事券、椿茶が当たる抽選会、ハンギングバスケットの展示も。旧レストランスペースでは茶席が設けられる。
 14、15の2日間は同館での展示にも力を入れる。正面入り口では、ツバキの木を材料としたいすに加え、ツバキのモニュメント・書道、迎え花で彩られるほか、展示ギャラリーのキャットウオークでは、陸前高田市の画家・田﨑飛鳥さんの絵画『三面椿』などが飾られる。
 マルチスペースでは、シンボルとなる大きなツバキの木を展示。ツバキに関する芸術作品は、市民応募を受け付けたところ、25人から28作品が寄せられることになった。震災や大規模林野火災関連の展示も行う。
 リアスホールでのステージ事業や各種展示は、一般市民らも自由に来場できる。サミット式典の参加申込者を合わせ、1000人の参加を目標に掲げる。