地域へ感謝 まちを元気に 住田高1年生が企画・運営 催し多彩に「THANKS FES」

▲ 1年生が中心となって開催した「THANKS FES」。多くの町民らでにぎわった

 地域への感謝を発信する場を設けようと、住田町の県立住田高校(伊藤治子校長)1年生が企画した「THANKS FES」は21日、町役場で開かれた。イベント運営も担った生徒たちが、ステージ発表や各種ブース設置、生徒考案の弁当販売などを通じて、日頃から自分たちの活動をサポートしてくれている町民らに感謝を届けた。(清水辰彦)

 

 このイベントは、同校が総合的な探求の時間で取り組む町独自教科「地域創造学」の一環として企画。生徒の学びに協力している住民、地域へ感謝を示す場とし、交流人口拡大、まちの活性化も目的に掲げた。
 役場交流プラザでの開会式では、松高正俊教育長が「高校生から元気をもらい、まちが元気になれば」と、実行委員長の金澤善さん(1年)が「私たちが学校生活を楽しく送れているのも、住田町の皆さんや先生たちのおかげ。きょうは楽しんで帰ってほしい」あいさつ。オープニングイベントでは、同校ダンス同好会が華麗な踊りを披露し、会場を盛り上げた。
 町民ホールでは絵本の読み聞かせや古本販売、バザー、生徒が製作した滝観洞の写真付きマグネット販売、町内外事業所の商品販売のブースが設けられ、2年生はせっけん作りなどのワークショップを開催。生徒が陸前高田市のりくカフェの協力を受けて考案した弁当は完売し、ボッチャやボウリング体験も子どもたちから人気を集めた。
 ステージ部門では、世田米学童クラブや上有住放課後子ども教室を利用する小学生たちがかわいらしいダンスを繰り広げたほか、町内の音楽サークルによるミニライブも実施。会場には絶えず町民らが足を運び、約150人が来場する盛況ぶりをみせた。
 会場の受付係などを担当した紺野真帆さん(1年)は「地域の方に何かお返しできたらと思っていた。『楽しかったよ』『頑張ってね』と言ってもらえて、励みになった。フェスも、文化祭みたいで楽しかった」と話していた。