渓流釣りが解禁 初日は人影まばら 気仙川 今後のにぎわいに期待

▲ 県内主要河川で渓流釣りが解禁に。初日は人影がまばらだった(住田町下有住)

 県内の主要河川で1日、春到来を告げるヤマメやイワナなどの渓流釣りが解禁された。陸前高田市、住田町を流れる気仙川やその支流では人影はまばらだったが、今後、水量や水温の上昇とともに愛好者たちでにぎわっていきそうだ。
 気仙川漁協(小山公喜組合長)では本年度、稚ヤマメを約8万匹、稚イワナを約2万5000匹放流して気仙川の資源保全を進め、園児による放流体験も行って身近な河川に親しむ機会も創出してきた。
 解禁日の気仙地方は、強風が吹き付け肌寒い天気となったこともあり、気仙川本流にほとんど釣り人の姿はなく、支流でも人影はまばらだった。水温もまだ低く、場所によっては水量も少なかったため、全体的に釣果が振るわない一日となった。
 そうした中でも、奥州市江刺の自営業・佐藤慶太さん(43)は住田町下有住の支流で午前6時から2時間ほどで15匹を釣り上げた。「解禁日は気仙川に毎年来ている。今年はまだ型は小さいかな。これから暖かくなれば魚も動き出すと思うので、今後に期待したい」と竿を振るった。
 来訪者が少ない出だしとなったが、今後、降雨などによって水量が増加し、気温も上昇していけば魚の活性も上がり、県内外から訪れる太公望たちでにぎわっていくとみられる。
 気仙川漁協では、川沿いなどの各店舗で扱っている遊漁証については見えやすいところへ身に着けることや、遊漁規則、釣りマナー、さらには駐車など交通ルールの順守、空気が乾燥していることから火の取り扱いには十分に注意するよう呼びかけている。