農政商工課と林政課を統合 4月から農林商工課に 町議会 関連条例の一部改正案可決
令和8年3月7日付 1面
住田町議会3月定例会は6日、本会議が開かれた。本年度一般会計補正予算案や課設置条例の一部改正案などを可決し、令和8年度の各当初予算案は議長を除く全議員で構成する予算審査特別委員会(委員長・阿部祐一議員)に審査を付託した。
この日は、7年度一般会計補正予算、国民健康保険、介護保険の各特別会計補正予算、課設置条例や行政手続き条例、国民健康保険税条例の一部改正──など15議案を可決。
このうち、課設置条例の一部改正は現行の農政商工課と林政課を統合し、4月1日から農林商工課とするもの。
両課は、平成27年4月に当時の産業振興課から農政課と林政課に分かれる形で設置され、令和6年度に農政課が農政商工課に名称変更した。
鳥獣被害が多発する中、主に捕獲を担当する林政課と、防除を担う農政商工課を統合することで指揮系統の一本化を図ることなどを目的としている。同町の組織再編は、6年度に町民生活課と税務課を統合して住民税務課を設置して以来。
本年度の一般会計補正予算は、予算調整のため歳入歳出とも2億7200万円を減額し、総額を53億2400万円とした。
8年度の一般会計と国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の各特別会計、簡易水道事業会計、下水道事業会計の各当初予算案は、9日(月)から11日(水)までの3日間で予定している特別委員会で審議され、13日(金)の最終本会議で採決が行われる。
8年度の一般会計は54億6100万円で、普通建設事業費の増加などにより現年度当初から1・9%増えた。
一般会計、特別会計合わせた8年度当初予算の総額は、現年度当初比1・3%増の72億3027万円。このうち、国民健康保険、介護保険(保険事業勘定)、同(介護サービス事業勘定)、後期高齢者医療の4特別会計の合計は17億6927万円で、同0・6%減。
一般会計の主な歳出をみると、子育てや教育環境の充実に向けた取り組みとして、保育士が書類作成などに要している時間を削減し、園児と向き合う時間を拡充することを目的とした保育ICTシステム導入に1157万円、個別支援が必要な子どもを対象とする常設の療育教室を開設する児童発達支援事業に1020万円を盛り込んだ。
また、これまで町が管理していた世田米の種山ヶ原体験交流センター「遊林ランド種山」を活用し、町内外の交流拡大を図るための指定管理者導入に366万円を計上した。
町外の高校に通う町内在住生徒のうち、部活動終了後に路線バスで帰宅できない生徒を対象とした乗り合いタクシーの実証運行事業には220万円を充てる。






