15の春〟迎え 笑顔咲く 気仙の県立高校で合格発表 新たな生活に期待寄せる(別写真あり)

▲ 県立高校入試の合格発表が行われ、喜び合う受験生ら

 県立高校の一般入試合格者が16日、各校やインターネットの特設サイトで一斉に発表された。気仙3市町の全日制・定時制では、特色入試、いわて留学(県外募集)も合わせて323人が合格し、各校では発表を見に訪れた受験生たちが「やった」「受かった」と笑顔を咲かせた。それぞれ晴れて〝15の春〟を迎え、4月からの高校生活に期待を寄せた。(三浦佳恵)

 

 令和8年度は、学力検査や調査書などで選考する一般入試と、すべての全日制全学科で志望先高校が求める生徒像などを踏まえて生徒自身が出願できる特色入試を実施。気仙では、高田と大船渡の普通科で特色入試による志願者があった。
 今年は受験シーズンにインフルエンザが流行。受験生らは体調管理にも注意を払い、合格を目指して試験に臨んだ。
 県教育委員会によると、気仙における一般、特色、県外募集を合わせた合格者数は大船渡、大船渡東、高田、住田の全日制8学科(総定員520人)で319人、大船渡の定時制・普通科(定員40人)で4人。
 合格発表は、午後3時から各校のほか、県教委の合格者発表用ウェブサイトで行われた。
 このうち、陸前高田市高田町の高田高校(伊藤正則校長)では、同2時50分ごろから受験生やその家族らが発表を見ようと集まり始めた。同3時に学校側が番号を掲示すると、受験生たちは掲示板に歩み寄りながら自身の受験番号を探し、見つけると笑顔を見せた。
 それぞれ友人や家族と抱き合ったり、ハイタッチをするなどして喜び、掲示板の前で記念撮影も。ともに受験勉強を乗り越えた仲間たちと合格の喜びをかみしめ、迎える高校生活への期待を膨らませていた。
 普通科に合格した高田東中の菊谷和桜さん(3年)は、「受験勉強は泣きたくなるほど大変だったので、合格できてうれしい。入学したらソフトボール部に入り、中学校と違うさまざまな学校行事を楽しみたい」と意欲を見せていた。


4校7学科で2次募集へ

 

 県教委は同日、合格者が定員に満たないために入学志願者を2次募集する高校・学科を発表した。気仙では、全日制・定時制の計4校7学科で募集する。
 全日制は、高田・海洋システム科(2次募集21人)、大船渡・普通科(同53人)、大船渡東・農芸科学科(同30人)、同・機械電気科(同24人)、同・情報処理科(同32人)、同・食物文化科(同3人)、住田・普通科(同27人)。定時制は、大船渡・普通科(同36人)。
 出願期間は17日午前9時から19日(木)午後4時まで。
 試験は24日(火)に、合格発表は26日(木)午後3時から各校で行う。