観光誘客にも一役 ポケモンマンホール「ポケふた」 滝観洞観光センターへ移設

▲ 滝観洞観光センター前に移設された「ポケふた」

 住田町世田米の町役場前に設置されていたポケモンマンホール「ポケふた」が、上有住の滝観洞観光センターに移設された。移設後、人気ゲーム「ポケットモンスター」をあしらったオリジナルデザインのマンホールを一目見ようと、県内外から多くの観光客が同センターへと足を運んでおり、町内への観光誘客にも一役買っている。(清水辰彦)


 ポケふたは、「ポケットモンスター」の絵が描かれたオリジナルデザインのマンホール蓋。令和元年から、㈱ポケモンが地域の魅力発信を後押しするため、全国各地自治体に寄贈している。
 本県内では同年5月、㈱ポケモンと県が東日本大震災からの観光産業復興に向けた連携協定を締結し、ゲームに登場するポケモン「イシツブテ」が本県をPRする〝いわて応援ポケモン〟に就任。同年は、県などによる沿岸地域全体を舞台とした総合防災行事「三陸防災復興プロジェクト」が開催され、その一環として、同年内に気仙3市町を含む沿岸13市町村にポケモンマンホールが設置された。現在では県内29市町村に広がっており、各地域をイメージしたデザインのポケふたが注目を浴びている。
 このうち、住田町のポケふたは、ポケモン「ヨーギラス」がデザインされ、滝と鍾乳洞をイメージした背景が描かれている。
 今回、安全基準の変更に伴って移設することとなり、今月13日に作業が行われた。移設場所となった滝観洞観光センターは、令和6年のリニューアルオープン以降、来場者が好調に推移。迫力ある滝と約3億年前の地層に形成された地底路を楽しめる滝観洞は、本年度の入洞者が平成3年度以来34年ぶりに2万人を突破するなど、国内外からの観光客でにぎわっている。同センターによると、マンホールの移設後は写真撮影などで多くの人が訪れているといい、さらなる観光誘客にもつながっている。
 県商工労働観光部観光・プロモーション室では「デザインの由来も想像しながら楽しんでいただければ」と話している。