万博の〝レガシー〟移設 復興庁から市に譲渡 高田町にデジタルモニュメント
令和8年4月7日付 6面
▲ まちの縁側そばに移設されたデジタルモニュメント
大阪・関西万博で展示された「奇跡の一本松」のデジタルモニュメントが、陸前高田市高田町の交流施設「陸前高田アムウェイハウスまちの縁側」そばに設置された。国内外の人に復興のシンボルを発信した万博の〝レガシー(遺産)〟が、同市の観光情報PRなどに活用される。
モニュメントは、高さ3㍍、幅1・2㍍、奥行き0・3㍍。復興庁が作成し、昨年4~10月の万博開催期間中、東ゲートゾーンに設置された。ディスプレーには一本松の映像や来場者らの復興を願うメッセージなどを映し、関心を集めた。
復興庁は万博での取り組みをレガシーとして後世に伝えようと、市にモニュメントを無償で譲渡。「まちの縁側」やJR陸前高田駅そばの屋外に3月下旬に移設された。
まちの縁側内には市観光物産協会事務所が入り、施設の出入り口そばには同市出身で、米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手をモチーフにしたマンホールカバーがあり、多くの観光客やファンらが訪れている。同協会はモニュメントを電子掲示板として活用し、今後、ディスプレーに映すための観光PR動画を作成する。
市商工観光課観光係の菅野大樹観光係長は「世界中の人が見た万博のレガシーであるデジタルモニュメントが譲渡され、大変ありがたいこと。多くの人に知ってもらうとともに、このモニュメントを有効活用して市内の観光情報などを積極的に発信していきたい」と喜ぶ。
モニュメントの稼働時間は午前8時30分~午後5時30分。






