サクラ満開に歓声 立根川沿い 今年一番の暖かさに(別写真あり)

▲ 来訪者の笑顔を誘う立根川沿いのサクラ

 サクラの名所として知られる大船渡市猪川町の立根川沿い。今年一番の暖かさとなった13日も、満開を迎えた花々を見上げる人々の姿が多く見られた。週末からの強風に耐えた彩りの下で、子どもたちも散策を満喫。14日も花見日和となる予報で、にぎわいが生まれそうだ。
 同市では、今月2日に開花を宣言。昨年より3日、平年より5日それぞれ早い。冬に逆戻りしたような寒さや降雨を経て、晴れ間が広がった11日から見頃を迎えた木が多い。
 同日や12日は最大瞬間風速が20㍍を超える強風に見舞われたが、立根川沿いのサクラは枝先の花々が残り、春本番の華やかさを演出。路上に落ちる花びらは少なく、訪れた人々は、淡いピンク色の〝天井〟を見上げて自然と表情を和らげた。
 13日午前には、いかわこども園の5歳児や3歳児らが散策。並木の下を通ると「きれい」と大きな声を上げたほか、すれ違う地域住民には「こんにちは」と元気よくあいさつし、ほほ笑まえしい光景が広がった。
 同日の気仙地方は、早朝から好天に恵まれた。盛岡地方気象台の観測で、同市の最低気温は3.9度(平年比0.3度低め)と肌寒さを感じさせたが、最高気温は23.8度(同9.7度高め)で、今年一番の暖かさに。住田も最高気温が22.4度(同8.1度高め)まで上昇した。
 気象台によると14日の沿岸南部は晴れ時々曇りの予報で、青空が広がる見込み。立根川をはじめ、気仙各地のサクラは満開を迎えており、美しい春を満喫できる一日となりそうだ。(7面に関連記事)