前年度並みの1万3500人 7年度の利用者数 開設10年目のまち家世田米駅
令和8年4月15日付 6面
住田町世田米の住民交流拠点施設・まち家世田米駅を運営する一般社団法人・SUMICA(村上健也代表理事)は、令和7年度の同施設の利用実績をまとめた。開設10年目となった同年度は、町内外から合わせて前年度並みの約1万3500人が多様な用途で利用し、にぎわいをみせた。
まち家世田米駅は、平成28年6月に全面オープン。指定管理者制度により、現在はSUMICAが管理・運営に当たっている。
施設内部は、明治後期建設の旧菅野家住宅の構造や部材をできる限り当時のまま残し、その古き良きたたずまいを生かしたレストランやコミュニティーカフェ、交流スペース、まち家体験スペース、蔵ギャラリーなどが配置され、地域住民の生涯学習活動などを担う世田米地区公民館機能ももつ。
開設以降、小学生から高齢者まで幅広い世代の住民が訪れ、安定したにぎわいを見せてきた。休日になると多くの小中学生が集まって活気が生まれ、夜は少人数による打ち合わせなどの利用もある。
30年度は2万9598人、令和元年度は2万2660人の利用があったが、新型コロナウイルスの影響によって同2年度は7847人、3年度は7999人と大幅に減少。4年度は感染対策を講じながら各種イベントを行うなどした結果、9659人が利用。新型ウイルスが5類に移行した5年度は1万5972人と大幅に増えた。
SUMICAによると、7年度の利用者は1万3546人で、前年度から550人減った。
施設別の利用者数をみると、地元食材を生かしたメニューを提供しているレストラン・kerasse(ケラッセ)が5614人(前年度比1162人減)、商店街側の自由にくつろげるスミカフェが5604人(同454人増)で利用者の大部分を占め、交流スペースが1025人(同232人増)、屋外広場が856人(同12人増)、蔵が279人(62人減)などと続く。年間を通じて各種イベントに活用され、幅広い年代の町民でにぎわった。
29日に10周年記念祭/まち家世田米駅
まち家世田米駅で29日(水・祝)午前11時から、オープン10周年を記念したイベントが開かれる。屋外に「杉屋台」を並べての各種販売、ライブなど多彩な催しを予定している。
施設の指定管理者であるSUMICAが主催。当日は、広場に杉屋台を並べて町内外の飲食店が軽食などを提供し、レジンアートのワークショップやBMXのデモンストレーションと体験試乗、五葉山火縄銃鉄砲隊のよろいかぶと着付け体験、ミニライブを予定している。
イベントは午後3時までで、広く来場を呼びかけている。同6時からは〝後夜祭〟として特別記念ライブが開かれ、ロックバンド「BRAHMAN」のボーカル・TOSHI-LOWさん、「G-FREAK FACTORY」 のボーカル・茂木洋晃さんが出演する。
28日(火)は前夜祭として、陸前高田市竹駒町の古本屋「山猫堂」とのコラボイベント「シバデ・レコード」を開催し、持ち寄ったレコードを〝しばで〟に楽しむ。料金はチャージ2000円。飲食は別途料金。
詳細の問い合わせは、SUMICA(℡22・7808)まで。






