公式チャンネル活用進む YouTube 独自コンテンツで魅力発信

▲ さまざまな独自コンテンツも配信している住田町公式YouTubeチャンネル

 住田町が令和6年に本格スタートさせた動画共有サービス「YouTube」の町公式チャンネルの活用が進んでいる。町営ケーブルテレビ・住田テレビで放送された地域のニュースのほか、同テレビがYouTube用に制作した独自コンテンツなどを配信。現在は、サクラの開花シーズンに合わせた中継も行っている。今後は式年大祭の様子も中継するなど、町営ケーブルテレビを持つ同町ならではの強みを生かし、広く魅力を発信していく。(清水辰彦)


 住田町のYouTube公式チャンネル(別掲QRコード)は令和2年、新型コロナウイルス禍における町民への情報発信手段の一つとして緊急的に開設し、神田謙一町長からの感染症対策に関する呼びかけ、家庭での健康づくり番組を配信。感染防止のために一般公開せず、新成人のみの出席で開催した3年の町成人式では、式典の様子を家族らに限定配信した。
 5年には新型ウイルスの5類移行に伴い、「町外への情報発信の一助に」と、本格運用に向けた検討を開始。運用に関する内部基準を整理、確認しながら6年4月に試験運用を開始し、同年6月に本格スタートさせた。
 住田テレビは、町が放送事業者となり、町内の出来事や行政情報を中心に伝える町営のケーブルテレビ局で、地域の身近なニュースを町民に届けている。
 公式チャンネルに投稿されているのは住田テレビが放送したニュースやYouTube用に制作した独自コンテンツで、成人行事「二十歳の集い」開催時にはYouTubeで生中継も行った。また、大雨による増水時の安全確認に役立ててもらおうと、世田米を流れる気仙川の監視用カメラ映像をライブ配信するなど、防災面での活用も進めている。
 これまでに計93本の動画が投稿されており、現在は「住田の桜Live」のタイトルで、河川監視カメラを使ってサクラの開花状況を配信。今後は、5月3日(日)に挙行される世田米の天照御祖神社式年大祭のリアルタイム配信も計画している。
 YouTubeチャンネルの運用により、町民は過去のニュースを繰り返し見ることができ、町外在住者が住田の様子を知る一助ともなる。今月15日現在のチャンネル登録者は約670人。今後、さらに周知を行い、登録者を増やすことで町のPRにつなげていく。
 町企画財政課情報戦略係では「YouTubeは視聴者の多いプラットフォーム。広く住田のことを知っていただくため、さらなる活用方法を考えていきたい」と話している。