5連休中心に催し多彩 気仙 あすからGW 式年大祭に節目飾るイベントも 

 『昭和の日』の29日(水・祝)から、ゴールデンウイーク(GW)に入る。屋外で過ごしやすい時期になり、気仙各地では県内外からの観光客らを迎える定番イベントや、子ども向けの催しが計画されている。大船渡市や住田町の中心部では式年大祭が行われ、GWの定番イベントも例年以上の活気が期待される。5月6日(水・振替休日)までの天気予報では、くもりや晴れの日が多く、まずまずの行楽日和が続きそうだ。

 

 今年のGWは、後半の5月2日(土)から5連休がある。気仙では、この連休に合わせてイベントが多く組まれている。今年は各神社による式年大祭の〝当たり年〟となっている中、大型連休中は大船渡市と住田町の各中心部が祭りの舞台となる。
 このうち、大船渡市では、盛町・天照御祖神社(長谷川瑞彦宮司)の式年大祭が2日と3日(日・憲法記念日)に挙行される。令和3年は新型コロナウイルスの影響で神事のみ執り行われ、山車運行などが見送られた。
 同5年に「盛町五年祭」として県無形民俗文化財に指定されてからは初の開催。2日は町内の商店街通りなどで神輿渡御や大名行列、3日は各地域での余興繰り出しで活気をもたらす。
 住田町では、世田米に鎮座する天照御祖神社(瀧本正德宮司)の式年大祭が3日に行われる。3年ぶりとなり、各祭り組は郷土芸能や手踊り、山車運行の準備を重ね、当日は古き良きたたずまいが残る街並みが彩られる。
 東日本大震災以降に整備された施設では、周年イベントが充実。陸前高田市高田町のアバッセたかたは29日まで開業9周年記念の「誕生祭」を、5月2~6日にはGWセールを実施。気仙町の道の駅高田松原は28日~5月10日(日)に、同市と交流の深い都市の特産物を紹介する「陸前高田・ともだちフェア」を開催する。
 気仙町の農業テーマパーク「陸前高田ワタミオーガニックランド」は29日、開業5周年記念のスペシャルイベントを開く。同日は、住田町世田米のまち家世田米駅でも10周年イベントが開催される。
 震災前からのGW定番イベントの一つ、大船渡市の碁石海岸観光まつりは3、4(月・みどりの日)の両日、碁石海岸レストハウス前駐車場を主会場に催される。多彩なステージイベントに加え、グルメ販売コーナーも充実を図る。近隣の世界の椿館・碁石と市立博物館が無料開放される。
 物価高騰や中東情勢に伴う燃油価格の上昇などの影響が懸念される一方、各地のイベントは帰省客や地域住民による近隣レジャーの受け皿になることも期待される。各地の商業施設でも、GWに合わせて特別イベントを用意。気仙3市町ではプレミアム商品券の販売が行われ、休日を生かした地域住民による消費拡大も期待される。
 気仙内外では、県大会の出場権などをかけた子どもたちのスポーツ大会が組まれている。一方、大槌町で延焼が続く林野火災の影響で、高校野球の県大会予選は日程変更を余儀なくされた。少子化などに伴い他の大会も広域化しているだけに、今後も影響が懸念される。
 サクラの見頃は過ぎたが、各地に咲く花々や新緑を眺めながらの散策を楽しむ時期にもなりそうだ。盛岡地方気象台の4日までの週間予報をみると、28日と5月1日(金)には「曇り一時雨」があるものの、その他は「曇り時々晴れ」となっている。
 気仙各地の主なイベントは別掲。