8月30日の開催決定 初さんまうにアワビ帆立かきホヤわかめ祭 活気創出へ多彩な歌謡ショーも

▲ 8月30日の開催が決定した「初さんま祭」(昨年の様子)

 東日本大震災発生以降、大船渡市赤崎町の下蛸ノ浦漁港で開催されている「大船渡市初さんまうにアワビ帆立かきホヤわかめ祭」(未来蛸ノ浦実行委員会主催)は、8月30日(日)午前8時から午後3時まで、同町の同漁港広場で開催される。炭火焼きサンマ8000匹の無償提供や豊富な浜の幸の販売に加え、多彩な芸能人らによる歌謡ショーも繰り広げ、活気を発信することにしている。
 4月28日に、本年度第1回の実行委員会が赤崎町の鎌田水産㈱で開かれ、同社や地元団体の関係者ら約20人が出席。昨年11月の鎌田和昭会長の死去に伴い、新会長に就いた同社社長の鎌田仁氏が「前会長が亡くなる前から、今年の歌謡ショー出演者の調整を行っていた。来場者に楽しんでもらうためのしつらえを考えていきたい」と述べた。
 1万5000人を動員した昨年のまつりに関する報告に続き、本年度の開催について協議。開催日を8月の最終日曜日とする日程を決めた。
 現段階で16組前後が見込まれる歌謡ショーの充実を図る考えから、昨年開催した「カラオケ大会」は見送る方針。蛸ノ浦地区の住民らが気軽に鑑賞できる座席配置などを行うことにしている。
 歌謡ショーは、これまで出演経験がある芸能人を中心に調整しているほか、この日の実行委員会では、東日本大震災の復興支援で訪れたことがある学生団体の出演も話題に。昨年は、会場でふるさと納税の申請が80件超あったことから、今年は100件以上を目指して取り組む方針も確認し、市との連携も強化する。また、被災地支援のチャリティー活動も検討することにしている。
 同まつりは、海の幸をPRし、復興支援への感謝を発信しようと平成25年から開催し、今年で14回目を迎える。「日本一早いサンマ祭り」に加え、多彩な海産物がそろうことにちなんだ長いイベント名でも知られる。
 会場となる岸壁を大漁旗で彩り、サンマの焼き台をずらりと並べて「さんま焼き師」が香ばしく焼き上げる。生サンマに加え、ワカメやホヤ、ウニなどの水産品販売に加え、カキやホタテの炭火焼きや各飲食出店業者による品々も充実させる。
 さらに、「お祝い餅まき」や郷土芸能披露に加え、キッズコーナーの開設も計画。後援に入る各種団体などと連携を強め、活気創出を図る。
 問い合わせは、同実行委事務局(鎌田水産内、℡27・8470)へ。