春の高校野球沿岸地区予選/高田と大船渡が県切符 あす、六校連合が釜石と対戦
令和8年5月3日付 6面

九回のマウンドに立つ高田の2番手・生形。1点差まで迫られたが、冷静な投球でリードを守り抜いた
第73回春季東北地区高校野球県大会の沿岸地区予選は2日、本選の代表決定戦2試合が行われた。気仙勢は、高田が5―4で宮古商工に、大船渡が7―6(延長10回タイブレーク)で宮古にそれぞれ勝利し、県大会への出場を決めた。高田と大船渡は、5日(火)の決勝(第1、第2代表決定戦)で激突する。
第1試合に登場した先攻の高田は初回、1番・太田が左前安打で出塁。死球と犠打で1死二、三塁の好機をつくると、内野ゴロの間に三塁走者の太田が生還し、先制点を挙げた。
二回には、7番・後藤が死球で出塁後、8番・高橋が左中間を破る適時二塁打を放ち、1点を追加。その後、四球と犠打で1死二、三塁とし、2番・菊池の2点適時打でリードを4点に広げた。
四回にも1点を加え、5―0としたその裏、高田は先発・太田が1死から四球で走者を出し、犠打と死球で2死一、二塁とされ、適時打で1点を返された。
さらに、5―1で迎えた五回、2四球と犠打で1死二、三塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を失うと、死球で2死満塁となった場面で適時打を浴び、1点を奪われた。
高田は六回から、2番手・生形が登板。5―3で迎えた八回、2死三塁から、振り逃げの間に1点を失い、1点差まで迫られた。
四回以降、打線が沈黙し、九回も無得点に終わった高田はその裏、生形が要所を締める投球で1点のリードを守り切って勝利した。

大船渡は緊迫した延長タイブレークを制しサヨナラ勝ち
一方、大船渡は1点を追う二回、6番・小泉が四球で出塁し、犠打で二塁へ。このあと、敵失などから2点を奪い、逆転した。
2―1で迎えた五回、大船渡は四球で出した走者を犠打と暴投で三塁まで進められ、死球後の1死一、三塁のピンチから犠飛で1点を失い同点に追いつかれた。さらに、2死一塁から四球で走者を出したあと、2点適時三塁打を浴びて勝ち越しを許した。
その裏に1点を返し、1点差に詰め寄った大船渡は七回、代打の7番・横澤が四球を選び、犠打と内野ゴロで2死三塁としたあと、1番・佐々木結の適時内野安打で1点を奪い、試合を振り出しに戻した。
4―4で迎えた九回はともに無得点に終わり、延長タイブレークに突入。十回に2点を奪われた大船渡はその裏、無死一、二塁の場面で、先頭の9番・佐々木海の犠打が敵失を誘い、三塁走者が生還。続く佐々木結の中前打で無死満塁の好機を迎えると、村上のスクイズで同点にしたあと、熊谷郁の内野ゴロで三塁走者が生還し、サヨナラ勝ちを収めた。
予選4日目の4日(月・祝)は敗者復活戦の1回戦2試合、最終日の5日は敗者復活戦の代表決定戦2試合と第1・第2代表決定戦を行う。気仙勢は、4日の第1試合(午前10時)で六校連合が釜石と対戦し、5日の第3試合(午後2時)では高田と大船渡が第1代表の座をかけて戦う。
▽2回戦(代表決定戦)
高 田
130100000|5
000120010|4
宮古商工
(高)太田、生形―鈴木
(宮)中村雅、伊藤―田中
⚾二塁打=高橋、生形(高)
宮 古
1000300002|6
0200101003x|7
大船渡
(宮)畠山―鈴木
(大)熊谷莉、庄司、熊谷郁―山口
⚾三塁打=金澤(宮)
⚾二塁打=坂本(宮)





