ハイハイに幸せ広がる 『こどもの日』に合わせ企画 サン・リアで赤ちゃんレース(別写真あり)

▲ 笑ったり泣いたりしながらゴールを目指した「赤ちゃんハイハイレース」

 大船渡市盛町のサン・リアショッピングセンターで『こどもの日』の5日、「赤ちゃんハイハイレース」が開かれた。未歩行の赤ちゃんたちが一生懸命にゴールを目指す姿や、かわいらしい笑顔を振りまきながら一歩ずつ進む様子に、見守る家族らは子の成長を喜び、会場内にはほのぼのとした幸せな雰囲気が広がった。
 サン・リアではこれまで、開業した11月に開催している周年誕生祭の企画として、同レースを実施してきた。しかし、年1回のイベントでは、月齢の関係などで参加できない子どもも多く、保護者らから「違う時期にもできないか」との要望が多数寄せられたことから、今回初めて5月に企画。市こども家庭センター「DACCO(だっこ)」とNPO法人こそだてシップが協力した。
 レースは2部制で実施し、市内外からおおむね1歳未満の赤ちゃん合わせて25人がエントリー。1レース4、5人で、約3㍍の直線コースをどれだけ速くハイハイでゴールできるかを競った。
 〝選手紹介〟に続き、合図が出されると、赤ちゃんたちが一斉にスタートを切った。ゴールでは、両親や祖父母、きょうだいらが、名前を呼んだり、おもちゃで気を引きながら待ち構え、手を振ったり「こっちだよ!」と声をかけ、わが子のゴールを待った。
 レースは、真っすぐ進んでゴールする子、大勢の観客に囲まれ泣き出してしまう子、スタート地点のパパやママから離れられない子など、それぞれのかわいらしさがあふれた。コースアウトしてほかの子にちょっかいをかける子、サン・リア職員やカメラマンに向かっていく子もいたほか、ゴールを通り過ぎて観客席まで進んだり、スタートとゴールを往復して元気いっぱいの様子を見せる姿もあった。ゴール後には、記念の賞状やサン・リア専門店の協力で用意した参加賞が手渡された。
 観客らは、優しい声援や拍手を送り、赤ちゃんたちの予想だにしない動きに笑顔が広がった。保護者らも、スマートフォンでわが子の様子を撮影したり、参加記念のフォトスポットで写真を撮るなどして、成長の記録と『こどもの日』の思い出を残していた。
 大船渡町から参加した荒湊世ちゃん(9カ月)の父・壮人さん(29)は「家でも元気にハイハイしていて、子どもの成長速度に驚きつつ、喜びも感じている。DACCOは妻と子が利用しており、子どもの遊び場としてだけでなく、親同士の交流もでき、とても助かっている」と話していた。
 レースを主催するサン・リアでは今後、春と秋の年2回開催を目指すこととしている。