心癒やす2色の共演 千葉さん方(米崎)の藤棚見頃に

▲ 紫と白のフジの共演を楽しむ見学者ら

 陸前高田市米崎町字佐野20の千葉豊之さん(79)方の藤棚が、見頃を迎えている。14日は、紫と白のフジが織りなす幻想的な光景を見ようと地元内外から愛好者らが訪問し、季節の花に心を癒やした。
 フジの樹齢は、紫が80年、白が70年ほど。藤棚は縦横それぞれ十数㍍に及び、千葉さんの母の故・フカヘさんが苗を植えたのが始まりという。千葉さん夫妻が毎年手入れを行い、開花の時期が来ると、市内外のファンや写真家らが観賞に訪れるのが慣例となっている。
 今年は今月上旬から紫の花が開き始め、中旬に入ってからは白も存在感を増してきた。14日現在は、盛りを過ぎつつある紫と、これから満開を迎える白の共演が庭一面を彩った。
 この日は、午前中から多くの見学者が訪れ藤棚を観賞。宮城県気仙沼市の小規模多機能ホーム「土筆の里はやま館」からは、利用者とスタッフら10人余りが訪れ、千葉さんと明るいあいさつを交わしながら、「今年もきれい」「いい日になった」と晴れやかな表情を浮かべていた。
 千葉さんは「長年やっていて、顔なじみの人が増えた。こうした交流もあって楽しい。マナーさえ守ってもらえれば誰でも見に来てもらいたい」と来訪を歓迎する。
 千葉さんによると、2色のフジの共演は17日(日)ごろまで続く見込みで、15日からは夜間のライトアップを行う予定。点灯時間は午後7時~8時30分。