春の高校野球県大会/大船渡が4強入り 福岡下し準決勝へ 高田は盛岡誠桜に敗れる

▲ 勝利を収め、高らかに校歌を響かせる大船渡の選手ら

 第73回春季東北地区高校野球県大会は20日、陸前高田市の楽天イーグルス奇跡の一本松球場、盛岡市のきたぎんボールパークで準々決勝4試合が行われた。気仙勢は、大船渡が9─8で福岡を下し4強入り。高田は盛岡誠桜に0─7の七回コールドで敗れ、トーナメントから姿を消した。準決勝は23日(土)に奇跡の一本松球場で行われ、大船渡は盛岡大附と顔を合わせる。
 同パーク第2試合に登場した後攻の大船渡。初回に1点を先制されて迎えたその裏、1番・佐々木結の先頭打者本塁打ですぐさま追いついた。さらに、無死から2番・村上、3番・熊谷郁、4番・山田、5番の指名打者(DH)・小泉の連打で2点を追加。その後も攻撃の手を緩めず、この回打者一巡、長短7安打の猛攻で一挙7点を挙げ、大量リードを奪った。
 二回に2点を失い7─3と点差を詰められた大船渡だったが、八回までを先発・庄司、2番手・細谷、3番手・熊谷郁の継投で無失点に切り抜けた。
 しかし、7─3で迎えた九回、この回から登板した大船渡の4番手・山田が2四球で無死一、二塁のピンチを招き、失策で1失点。その後、2死満塁から走者一掃の適時二塁打で同点に追いつかれ、続けざまに適時二塁打を浴びて7─8と逆転を許した。
 後がない大船渡はその裏、1死満塁の絶好機で9番・佐々木海が右越2点適時二塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

高田は悔しいコールド負けを喫し、ベスト8で大会を終えた

 一方、同第1試合に登場した高田は初回、内野安打と二つの失策で先制点を献上。なおも無死二、三塁のピンチから犠飛で1点を失い、0─2とされた。
 反撃したい高田は二回、先頭の4番・水島が右越二塁打で好機をつくったが、後続が倒れ、無得点。
 五回には捕逸とボークで失点するなど、守備の乱れを修整しきれない高田。攻撃では走者を出すものの打線がつながらず、1点が遠い展開が続いた。0─3で迎えた六回、またも失策が絡んで1点を失い、さらに2死二、三塁からの左前2点適時打で0─6と突き放された。
 七回、高田は1死から5番・皆川が左前打で出塁したが得点にはつながらず。その裏、1死から本塁打を浴びて0─7でコールド負けを喫した。
 大会はこのあと、奇跡の一本松球場で23日に準決勝2試合、24日(日)に決勝と3位決定戦を行う。気仙勢は、大船渡が23日の準決勝第2試合(午後0時30分)で盛岡大附と決勝進出をかけて激突する。
 ▽準々決勝
福 岡
 120000005|8
 700000002x|9
大船渡
(福)堀内、高島、大平、坂本─大久保
(大)庄司、細谷、熊谷郁、山田─山口
 ⚾本塁打=佐々木結(大)
 ⚾二塁打=斉藤2、大平(福)佐々木瑛、村上、佐々木海(大)
 ▽同
高  田
0000000|0
2000131x|7
盛岡誠桜
(七回コールド)
(高)高橋─鈴木
(盛)髙橋─菊池
 ⚾本塁打=佐藤(盛)
 ⚾二塁打=水島(高)