道中踊り区間の拡大検討 7月31、8月1日に三陸・大船渡夏まつり 実行委員会総会で事業計画決定
令和8年5月27日付 1面
大船渡市の三陸・大船渡夏まつり実行委員会(米谷春夫委員長)は26日、令和8年度総会を盛町の大船渡商工会議所で開き、本年度のまつり事業計画などを決定した。日程は7月31(金)、8月1(土)の2日間。2日目の市民道中踊りは、県道丸森権現堂線を中心としながら、参加団体の増加を見据えて踊り区間を拡大する方針で、おおふなぽーと前にも広げるよう検討。メイン観覧エリアからの視認性に配慮した花火演出も含め、来場者の満足度向上を目指す。(佐藤 壮)

市民道中踊りは、県道からおおふなぽーと前にも区間を広げるよう検討
実行委員会は市内の行政、事業所、警察、消防、各種団体の関係者らで構成。約40人が出席した。
議事では7年度の事業報告と収支決算を審議し、いずれも承認。引き続き、8年度の事業計画案と収支予算案を協議し、原案通り決めた。
決算によると、企業協賛は423事業所から計1050万円。市民花火協賛金は772人から計150万円が集まった。協賛事業所、花火への協賛市民とも6年度よりも増加した。
本年度の事業計画では、7年度からの変更点を確認。花火大会は、メインとなる茶屋前岸壁とみなと公園の両観覧エリアからの視認性を重視した打ち上げや、発数の充実を図る。「大船渡ならでは」として毎年好評が寄せられる水中花火や、海面を生かした新たな演出も見据える。
花火用の打ち上げ台船は、2隻から1隻に変更。茶屋前岸壁内の対岸に設けていたイルミネーションは中止する。
開始予定時刻は、午後7時30分で昨年と変わらない。市民道中踊りが昨年よりも15分早い同6時からの1時間とし、踊り終了から花火大会までの間隔が30分に拡大する。
来場者用駐車場は、昨年利用できなかった旧北日本プライウッド跡地(地方卸売市場大船渡青果向かい)を確保し、無料で約1000台を受け入れる。阿部長商店大船渡食品付近県有地では、今年新たに約90台分の有料駐車場を設ける。昨年と同様、須崎川河口漁港付近や茶屋前岸壁北側水門付近も有料駐車場とする。
みなと公園最前列には、4人程度まで利用できる有料観覧席を100テーブル用意。利用者には駐車場利用の「特典」も付ける。昨年に続き、茶屋前岸壁内は「ファミリーエリア」として開放する。
市民道中踊りは昨年、県道丸森権現堂線のうちキャッセン大船渡前交差点~気仙丸陸上展示場付近交差点の約300㍍で繰り広げ、さらに夢海公園につながる道路にも踊りの列が伸びるように仕向けた。実行委総会では、出席者から「昨年の道中踊りは、なかなか進まない時間もあった。観客が多いところを踊る流れになる形でルート選定を」との発言も出た。
これに対して事務局は、県道区間は昨年通りとしながらも、今年はおおふなぽーと前にも踊りの列が続くよう検討している状況を説明。より多くの来訪者の目につきやすい区間としたい考えを示した。
昨年の市民道中踊りには、29団体から1308人が参加し、コロナ禍以降では最多となった。米谷委員長は「今年はインターネットでも募集し、踊りの好きな市外の方にも参加してほしい。何とか1500人規模になれば、よりにぎやかになると思っている」と述べ、協力を求めた。
近年、花火の打ち上げ費用などが増加している一方、実行委では運営コストの見直しを進め、規模を縮小せずに開催する方針も示した。ステージイベントでは地元団体による出演を増やすことで、より幅広い地域住民の来訪を促進したいとしている。
スケジュール案は別掲。





