初夏到来!カツオ水揚げ 市魚市場 巻き網船1隻が19㌧(別写真あり)
令和8年6月16日付 1面
大船渡市魚市場に15日、夏漁の本格化を告げるカツオが今季初めて水揚げされた。昨年は例年より1カ月以上遅い初水揚げだったが、今年は6月中にお目見え。同日は巻き網船1隻が19㌧を水揚げし、場内は市場関係者らの選別と運搬で活気が広がった。
同魚市場では例年、6月からカツオの数量がまとまり始め、8~9月ごろまで水揚げが続く。平成12年からは、気仙沼魚市場が休場の場合にカツオ船を受け入れており、特に休日の日曜日に開場して水揚げするものは、〝サンデーカツオ〟として定着している。
この日は、北海道稚内市の巻き網船「第三十六日東丸」(曽我広樹船長、388㌧)が入港。同船は14日に岩手県沖で操業し、15日午前10時ごろ、市魚市場に入った。
水揚げされたカツオは2~2・5㌔ほどの中小サイズが中心で、日光を浴びて銀色に光るしま模様の魚体が次々とベルトコンベヤーで運ばれた。市場職員らが大きさごとに手早く選別し、タンクを運ぶフォークリフトが慌ただしく行き交った。
全体の入札価格は1㌔1000円~290円。このうち、大半を占めた中小サイズは1㌔450~290円だった。
同船の曽我船長(35)は「小ぶりではあるものの、昨年や一昨年と比べれば、数量自体はあるようだ。海水温が高い状況が続いているが、豊漁となることを願う」と話した。
同市場の昨年度のカツオ水揚げ実績は265㌧(前年比83・7%減)と、大幅に落ち込んだ。大船渡魚市場㈱の佐藤光男専務は「予報によると今年の水揚げは例年並みとのことで、現時点ではその通りに推移しているのではないか」と期待する。






