地域の活力創出アイデアを ビジネスプランコンテスト募集 実行委 7月から 新部門設置 副賞賞金を増額

▲ 昨年度のビジネスプランコンテスト最終審査会の様子。本年度も多くの市民らの参加を募る

 大船渡ビジネスプランコンテスト実行委は7月1日(水)、本年度の募集を始める。通算11回目となる今回は、気仙3市町の高校生を対象とする「OFC(Ofunato Future Change)」部門を新設したほか、ビジネス部門の入賞者に贈られる副賞賞金を前年度の最大30万円から同50万円に増額した。募集期間を前回より1カ月延長し、地域の活力創出につながる多様なアイデア、プランを募る。参加無料。(高橋 信)

 部門は▽OFC▽ドリーム▽ビジネス──の三つ。
 OFC部門は大船渡市、陸前高田市、住田町の高校に通う生徒を対象に、地域活性化、持続可能なまちづくりにつながる提案、活動を受け付ける。前回までは高校生にも収支計画の作成を求めてきたが、関係者から計画作成がハードルとなり、参加をためらう生徒がいるとの声が聞かれたことから、計画作成を要件に含めず、自由な発想を発表できる機会を設け、将来的な起業人材や地域の担い手育成につなげようと新設した。
 ドリーム部門はこれまで高校生の部、一般の部に分けていたが、一つに統合。幅広い世代が考案した多様なアイデアを競い合わせることで、より良いプランにつなげる。
 メインのビジネス部門の対象者は、市内で起業・創業予定の人、市内に事業所がある人。事業化を後押しすべく、副賞の賞金について最優秀賞(1人程度)は前回比20万円増の50万円、優秀賞(同)は同5万円増の20万円に増額した。
 参加者増を目的に、前回よりも募集開始時期を1カ月前倒しし、受付期間を7月1日から10月30日(金)までに拡大。同期間にプラン作成の個別相談にも無料で応じる(要予約)。
 11月18日(水)に1次審査を行い、12月上旬から2月上旬までプランのブラッシュアップ期間とし、専門家らが助言などを行う。最終審査会は前回まで1月の最終日曜日に実施していたが、今回は2月21日(日)にずらし、ブラッシュアップ期間を例年よりも長めに確保した。
 同コンテストは、起業や新たな事業展開に対する意欲の向上、潜在的なビジネスプランの発掘・具現化を促進し、地域の活力創出の一助とすることを目的に毎年実施。実行委は市、大船渡商工会議所、岩手大、県大船渡地域振興センター、県中小企業家同友会、大船渡青年会議所で構成している。
 前回は1次審査を通過した計10組が個性あふれるプランを発表。最優秀賞受賞者からは「ビジネスの深さを考える機会になった」などとの声が寄せられた。
 事務局を担う市商工企業課企業支援係の山口和真係長は「毎回素晴らしいアイデアの応募がある中、コンテストに参加し、ブラッシュアップなどの過程を経ることでさらに魅力が増し、具現化にも近づく。今回は高校生がより参加しやすくなった。メインのビジネス部門を含め、各部門で多くの参加をお待ちしている」とPRする。
 対象者の条件や申し込み方法など詳細は市ホームページで確認できる。問い合わせは、同係(℡27・3111内線106)へ。