7月4日にグランドオープン 「バイクの駅種山」 28日は町民向けお披露目会

▲ 7月4日に「バイクの駅種山」のグランドオープンを控える遊林ランド種山

 住田町世田米にある種山ヶ原体験交流センター(旧遊林ランド種山)の指定管理者を務める大船渡市の軽自動車専門店㈲セットアップ(佐藤恵司代表取締役)が、同施設で整備を進めている「バイクの駅種山」は、7月4日(土)にグランドオープンする。ライダーらの目的地をつくるとともに、ドッグランやカフェを設けて新たな人の交流を生む。今月28日(日)には町民向けのプレオープンを予定し、来場を呼びかけている。(阿部仁志)

 

 同施設は、宮沢賢治ゆかりの地・種山の森林観光拠点施設として町が建設し、平成9年にオープン。種山ヶ原の雄大な景色を眺められる展望台や、住田産食材を使った食事を提供するレストランなどが多くの観光客に利用されてきたが、近年は利用頻度の低い状況が続き、平成27年度以降は、種山ヶ原森林公園を訪れる散策者やハイキング客らに対応するビジターセンター的施設として活用されてきた。
 施設は本年度、町内外の交流拡大を図るため、町が指定管理者制度を導入し、㈲セットアップが事業者となった。
 同社は、令和5年の大船渡市大船渡町内での「バイクの駅大船渡」整備や、昨年8月の旧遊林ランド種山での「種山バイクミーティングIN遊林ランド種山」開催などを経て、「バイクの駅種山」を構想。内陸、沿岸どちらからも走って楽しい絶景ルートを楽しめる環境を背景に、種山の施設を「新たな目的地」へと生まれ変わらせようと、クラウドファンディングによる寄付も生かして整備を進めている。
 バイクや車での来訪者が愛車を並べて交流を深める空間に加え、大型犬も利用できる広いドッグランや、施設の厨房施設を活用したカフェも設ける。カフェには飼い犬も入場可能。「バイクの駅」と銘打ち、誰でも気軽に立ち寄れる場として地域内外の人が交流し、豊かな自然の中でくつろげる休憩所づくりを見据える。
 グランドオープン初日と2日目の5日(日)は、イベントを実施する。来場者への鶏ハラミの鉄板焼きやかき氷の提供、オリジナルグッズが当たる抽選会の開催、同町のSUMITAチェーンソーアート杣遊会によるデモンストレーションなどを予定している。
 これに先立ち、今月28日午前10時から午後4時までは「プレオープン」とし、同町の在住者、勤務者を対象にお披露目会を行う。ドッグランの無料開放やカフェの営業(フードは有料)を予定し、アンケートに答えた来場者には、グランドオープン後に使えるドリンク券2枚をプレゼントする。
 「バイクの駅種山」プロジェクトリーダーの佐藤代表取締役は「住田町の交流・関係人口を増やすきっかけとなる場所になってほしい。住田の玄関口である種山を盛り上げることで、町の活気にもつなげられれば」と見据える。
 詳細は公式インスタグラム(別掲QRコード)で公開。問い合わせは運営事務局(℡080・2824・6054、メールbike.taneyama@gmail.com)まで。