来月18日に報告見学会 千石船気仙丸利活用推進協 「ふね遺産」認定を記念して

▲ 本年度の活動計画を決めた総会

 大船渡市の千石船気仙丸利活用推進協議会(会長・米谷春夫大船渡商工会議所会頭)による令和8年度総会は22日、盛町の大船渡商議所で開かれた。同商議所が所有し、陸上展示している気仙丸が日本船舶海洋工学会から「ふね遺産」に認定されたことを受け、7月18日(土)に展示会場で報告見学会を開催する計画などを確認した。
 協議会は商議所や市、観光物産協会、気仙船匠会の元会員、大船渡ドック、キャッセン大船渡の関係者らで構成。冒頭、米谷会長は「大船渡の財産である気仙丸を、有効に生かしたい」とあいさつした。
 協議では7年度事業報告と収支決算、本年度の事業計画と収支予算を審議。いずれも原案通り承認、決定した。
 気仙丸が認定された「ふね遺産」は、歴史的で学術的・技術的に価値のある船舶や、関連設備を認定して広く社会に周知し、文化的遺産として次世代に伝えていくのが目的。7年度の募集で10回目を迎えた。第10回分を含めて60件が認定され、現存船は気仙丸を含む27件となっている。
 第10回の認定式は東京都内で7月14日(火)に予定されており、同協議会は18日、陸上展示会場で「認定記念&保全プロジェクト報告見学会」を開催。「お祝い餅まき」や自由に乗船できるフリー見学会、ガイド付きの見学会を計画する。地域住民に加え、同日開幕するケセンロックフェスティバルの来訪者をはじめ、地元内外から多くの人々の来場を呼びかける。
 見学会イベントは、三陸・大船渡夏まつりが開かれる8月1日(土)にも開催。7年度に実施したクラウドファンディングで集めた資金を生かした船体修繕事業なども進めることにしている。
 また、気仙丸建造時の技術に関する記録動画の作成も計画。この日の総会終了後には、7年度に制作した周知PR動画の視聴も行われた。