開設3周年で盛大に キラキラ 越喜来 ニューオキライでマーケット(別写真あり)
令和8年6月30日付 6面
大船渡市三陸町越喜来の一般社団法人キラキラ越喜来(佐々木イザベル代表理事)は28日、同町のニューオキライで「オキライマーケット」を開催した。ニューオキライの開設3周年に合わせ、恒例のイベントを盛大に開催。飲食や雑貨など多彩な出店と、ステージ発表で地元内外からの来場者らを歓迎し、活気を呼び込んだ。
市民有志らでつくる同法人は、令和5年、三陸鉄道・三陸駅に併設する旧三陸町観光センター施設を生かし、地元内外の人々が気軽に足を運び、交流できる場づくりを目指してニューオキライを開設。各種イベントの開催などを通し、にぎわい創出に取り組んできた。
マーケットは、越喜来の活性化につなげようと、同年から継続して開催。今回は、ニューオキライが24日に開設3周年を迎えたのに合わせて企画した。
すっきりとした青空が広がった中、親子連れなど多くの世代が来場。今月上旬に設置された、「ニューオキライ」の施設名にホタテ貝のシルエットをあしらったロゴ看板が、来場者らを迎えた。
市内外から17店舗が出店。がんづきやゆべしといった郷土菓子をはじめ、張り子人形やアクセサリーなどのハンドメード品、似顔絵、犬のケア商品販売など、多種多様な店が並んだ。
このうち、岩手大学の学生らでつくり、県内各地でイベントの運営協力など幅広く活動を展開するボランティア団体「三陸委員会ここより」(東田健志代表)は、パラシュート用の専用ひも「パラコード」を活用したアクセサリーなどを販売。日常生活に加えて、災害時は物干しざおや止血のための道具としても役立つパラコードの用途を紹介した。来場者らとの会話にも花を咲かせ、交流を楽しんでいる様子だった。
メンバーの野田煌真さん(理工学部2年)は「初めて参加したが、大船渡の魅力について、来場された方に教えてもらったり、一方で、私たちの活動について聞いてくれる人もいたりと、コミュニケーションが取れてうれしかった。今後も活動を通して、三陸の魅力を知り、県内外に発信していきたい」と話した。
このほか、会場では個人・団体によるステージ発表も催された。開幕を飾ったのは、Pay it Forwardによるバンド演奏で、門傳良男さんの尺八の演奏、Marainoaによるダンスステージなどと続き、来場者を楽しませた。途中で行われたもちまきやビンゴ大会でも、盛り上がりを見せた。
来場者らは、出店者との会話に花を咲かせ、交流も楽しみながら、楽器演奏やダンスに見入るなどイベントを満喫している様子だった。
佐々木代表は「一番懸念していたのは天気だったが、晴れてほっとした。朝からにぎやかで、人が集まってきてくれてうれしい。今後も、地域に貢献していくため、みんなの交流の場として(ニューオキライが)定着してくれたら。ここを中心に人が集まり、イベントなどを通して越喜来が盛り上がれば」と話し、今後の発展を見据えていた。





