うまい!陸前高田サーモン 市内で海面養殖・加工 学校給食に初提供(別写真あり)

▲ 市内で養殖されたサーモンを味わう児童たち

 陸前高田市内の小・中学校で2日、地元で海面養殖されたサーモンが初めて給食のメニューとして提供された。児童・生徒らは陸前高田産サーモンに舌鼓を打ち、その味や地域の新たな養殖産業に理解を深めた。
 市内では昨年から、水産大手の㈱ニッスイ(本社・東京都)と市がサーモンの海面養殖事業を本格化。養殖は㈱ニッスイサーモンが手がけており、この市内産サーモンを使った学校給食は、次代を担う子どもたちに養殖漁業への理解を深め、地域の海に興味を持ってほしいと市が企画した。
 実施に当たっては、市漁業就業者育成協議会(会長・砂田光保広田湾漁協組合長)が市内で養殖、水揚げされ、気仙町の㈱武蔵野フーズで加工したサーモンを提供。市立学校給食センターでは、このサーモンの切り身にハーブの一種・バジルで風味をつけて焼いた「サーモンのハーブステーキ」として、ほかのメニューと併せて市内の10小・中学校計約1100食分を調理した。
 米崎町の米崎小学校(関戸文則校長、児童121人)では、2年生19人と山田市雄教育長ら市教育委員会や市の関係者3人が会食。子どもたちは市水産課職員からサーモンの海面養殖について説明を聞いたあと、早速サーモンを味わった。皮まで残さず食べる子も多く、「おいしかった」「もっと食べたかった」などと好評を博した。
 上部衣渡さんは「高田でサーモンを養殖していると知って、ちょっとびっくりした。サーモンは身が柔らかくて食べやすく、おいしかった。また給食に出てほしい」と話していた。