激戦制して6連覇達成 県スポ卓球競技 成年男子・陸前高田市チーム 男女総合では3位に入賞
令和8年7月9日付 3面
第78回県民スポーツ大会卓球競技はこのほど、花巻市総合体育館で開かれ、気仙勢は陸前高田市が成年男子で優勝、総合で第3位となった。成年男子は、選手層の厚いチームがひしめく中での激戦を制し、見事6連覇を達成。メンバーらは「強豪ぞろいの厳しい戦いだったが、チーム全員の力で勝てた」と、6年連続の頂点を喜んでいる。(三浦佳恵)
成年男子には同市、大船渡市、住田町を含む26チーム、同女子には気仙両市を含む13チームが出場。試合はそれぞれシングルス制、5ゲームマッチで、予選リーグと決勝トーナメントで覇を競い合った。
男子は予選リーグで陸前高田市が花巻市B、岩泉町、一関市Cにいずれも勝利し、1位で決勝トーナメントに進出。大船渡市も予選2位で決勝に進んだ一方、住田町は3位で予選敗退となった。
決勝トーナメントでは、大船渡市が初戦で敗れたものの、陸前高田市は1回戦の紫波町、準々決勝の花巻市Aを下し、準決勝では一関市Aと対戦。陸前高田市は第5ゲームまでもつれ込む激戦を制し、決勝に臨んだ。
盛岡市との最終戦は、第1ゲームで村上奨記選手(29)が敗れたものの、続く瀬川岳伸選手(61)、監督でもある村上英宏選手(61)が連勝で逆転。第4ゲームではエースの吉田広平選手(38)がフルセットの末勝利し、3─1で優勝を手にした。
陸前高田市の連覇に対し、県内の各チームは有望株の大学生をはじめ、東北や全国舞台で活躍する実力者らを投入。選手層の厚い強豪チームがひしめく中で、村上(英)選手は「今大会は特にも厳しかった」と振り返る。
同市は30代と60代が中心のチームで、60代の村上(英)選手や瀬川選手は年下の40代、50代の選手と対戦。年齢による体力差を、相手に合わせた戦法や高い技術で補い、チームの勝利に貢献してきた。吉田選手ら30代以下のメンバーもチームの勝敗がかかった重要なゲームを制し、まさにチームが一丸で成し遂げた6連覇となった。
村上(英)選手は、「大会に向けて練習から盛り上げ、いい雰囲気を作ってきたこともあり、どのチームよりもベンチの雰囲気がよかった。誰かが負けても誰かが勝とうという気持ちだったから、連覇ができた」と語り、「みんなの力で勝てたのが大きいし、これこそが陸前高田市の強み」と、激闘の末つかんだ優勝を喜んでいる。
成年女子は陸前高田市と大船渡市がそれぞれ予選2位で決勝トーナメントに進出も、初戦で敗退。陸前高田市は男女との総合得点で3位に入り、2年ぶりの上位入賞となった。
気仙勢の結果は次の通り。
◆成年男子
▽予選リーグA(4チーム)①陸前高田市(3勝)
▽同E(3チーム)②大船渡市(1勝1敗)
▽同G(同)③住田町(2敗)
▽決勝トーナメント1回戦
陸前高田市3─1紫波町
一関市A3─1大船渡市
▽準々決勝
陸前高田市3─1花巻市A
▽準決勝
陸前高田市3─2一関市A
▽決勝
陸前高田市 3(0─3)1 盛岡市
(3─1)
(3─0)
(3─2)
※陸前高田市▽監督兼選手=村上英宏▽選手=嶋村晋、瀬川岳伸、吉田広平、小原強太、千田雅史、村上雄一、村上奨記
◆成年女子
▽予選リーグA(4チーム)②大船渡市(2勝1敗)
▽同B(3チーム)②陸前高田市(1勝1敗)
▽決勝トーナメント準々決勝
花巻市B3─1陸前高田市
花巻市A3─1大船渡市






