夏の高校野球岩手大会/大船渡、高田ともに勝利 初戦突破し3回戦進出(別写真あり)

▲ 七回途中から登板し、リードを守り抜く粘投を見せた大船渡の2番手・熊谷=きたぎんボールパーク
▲ 七回に満塁本塁打を放った高田の5番・生形=きたぎんボールパーク

 第108回全国高校野球選手権岩手大会は15日、盛岡市のきたぎんボールパーク、花巻市のJALスタジアム花巻(花巻球場)で2回戦6試合が行われた。気仙勢は、シード登場で初戦となった大船渡が5―3で盛岡市立に、同じく高田が9―2で釜石商工に勝利し、3回戦へと駒を進めた。高田は17日(金)に水沢と、大船渡は18日(土)に水沢工業と準々決勝進出をかけて対戦する。
 高校球児の聖地・甲子園へとつながる大会。気仙の大船渡、高田、大船渡東、住田を含む58校49チームが出場し、23日(木)までの12日間、トーナメントで熱戦を繰り広げている。
 同パーク第2試合に登場した先攻の大船渡は初回、1死から2番・村上が敵失で出塁し、すかさず盗塁。走者二塁の好機から、3番・金野が左前適時打を放ち、先制点を挙げた。
 しかし、1点リードで迎えた二回、守る大船渡は走者を置いた場面から立て続けに失策し、1点を失った。
 1―1で迎えた四回に1点を奪った大船渡だったが、その裏に2点を失い、逆転を許した。
 追いつきたい大船渡は五回、1死から8番・山口が右中間を破る二塁打を放ち、内野ゴロで三塁に進むと、相手投手の暴投で同点とした。
 同点で迎えた八回、大船渡は1死満塁の絶好機で、6番・清水が中前2点適時打を放って勝ち越し。
 七回途中から登板した2番手・熊谷は要所を締める投球で九回までリードを守り抜き、勝利した。
 一方、高田は同パーク第3試合に登場。
 先攻の高田は、二回に1点を先制したその裏、先発の小松が2死一、二塁から右前打を浴び、満塁のピンチを招くと、捕逸で1点、さらに中前適時打で1点を失い逆転を許した。
 追いつきたい高田は1―2で迎えた六回、2死一塁から6番・皆川が右方向への二塁打を放ち、二、三塁の好機をつくると、続く7番・高橋の右方向への2点適時二塁打で逆転した。
 七回には、1死から1番・太田の右前打、四球を挟んで3番・葉澤が内野安打でつなぎ、満塁とした場面で、2死から指名打者(DH)の5番・生形が本塁打を放ち、7―2と突き放した。
 八、九回も攻撃の手を緩めず、それぞれ1点を挙げた高田。守っては、小松が力のある直球を軸に、二回以降の失点を防いだ。九回も三者凡退で締め、9―3で勝利を収めた。
 大会は、16日(木)に2回戦4試合を実施。17、18の両日に3回戦計8試合が行われ、ベスト8が決まる。気仙勢は、17日にJALスタジアム花巻の3回戦第2試合(午後0時40分)で高田が水沢と、18日に同パークの3回戦第2試合(午後0時40分)で大船渡が水沢工業と顔を合わせる。

 ▽2回戦
大船渡
100110020|5
010200000|3
盛岡市立
 (大)山田、熊谷―山口
 (盛)福士―佐久間
 ⚾二塁打=山口(大)


 ▽同
高 田
010002411|9
020000000|2
釜石商工
 (高)小松―鈴木、大和田
 (釜)川崎、栗澤、中村、佐々木、小川―板澤
 ⚾本塁打=生形(高)
 ⚾二塁打=皆川、高橋(高)