「サーモン丼」ぜひ味わって 道の駅高田松原内「たかたのごはん」 あすから3日間、限定50食提供

▲ 「たかたのごはん」であすから数量限定で提供される「陸前高田サーモン丼」

 陸前高田市気仙町の道の駅高田松原内の食堂「たかたのごはん」は、18日(土)からの3連休期間、新メニュー「陸前高田サーモン丼」(税込み2000円)を提供する。広田湾で海面養殖されたサーモンをふんだんに使用し、ご飯が進むぜいたくな一品に仕上げた。3日間で計50食の数量限定となるが、道の駅の担当者は「ぜひ味わっていただき、陸前高田産サーモンの魅力を感じてもらいたい」とPRする。(菅野弘大)

 

 市内の新鮮な海産物を使った海鮮丼などが人気の同食堂。道の駅内では、サーモン丼の提供は初の試みで、地域の新たなブランドとして定着が期待される食材の魅力を最大限伝えようと、広田湾漁業協同組合(砂田光保組合長)の協力も得て、商品の開発に至った。
 厚めにカットされたサーモンの切り身は箸で切れるほど柔らかく、酢飯との相性も抜群。ほどよい脂乗りで、さっぱりと食べられる。どんぶりに添えられたイクラがさらに食欲を増進させ、汁物や小鉢も、ほっと一息つける温かな味で客の胃袋と心を満たす。
 市内では令和5年から、水産大手の㈱ニッスイ(本社・東京都)が、広田湾漁協と共同でサーモンの試験養殖を開始。2年を経て、昨年本格的に事業化し、今季はギンザケ1魚種の水揚げを行った。
 事業化により、陸前高田の新たなブランド食材としての期待も高まる中、今月初旬には市内小中学校の給食で初めて、陸前高田産サーモンが提供された。今季の水揚げ計画の数量は300㌧ほどで、生産量はそこまで多くないものの、来季は今季の3倍以上となる1000㌧超の生産を見込んでおり、さまざまな形での流通拡大が予想される。
 道の駅スタッフの熊谷亮太さん(36)は「新鮮なサーモンの魅力が一番伝わる形が、どんぶりでの提供だった。今回は数量限定だが、今後生産、流通量が増え、仕入れられる量が多くなれば、旬の定番メニューとして定着できる」とし、「陸前高田の海鮮を楽しみに来てくださる観光客も多く、サーモンは、大人も子どもも大好きで人気の魚。道の駅の強みを生かして、ブランド食材の普及拡大と供給の一助を担えれば」と見据える。
 たかたのごはんの営業時間は午前10時30分~午後3時で、食券制。サーモン丼は18~20(月・祝)の3日間で限定50食の提供となり、なくなり次第終了。