暑い夏 海で楽しんで 高田松原、広田両海水浴場で式典 きょうから8月16日まで開設
令和8年7月18日付 1面
陸前高田市の高田松原海水浴場と広田海水浴場は、ともに18日から開設される。これを前にした17日、両海水浴場で海開き式典が行われ、関係者が地元が誇る海で安全・安心に遊泳を楽しんでもらおうと、シーズン中の無事故を祈った。遊泳期間はともに8月16日(日)まで。(2面に関連記事)
あいにくの雨天となった17日は、両海水浴場とも室内で神事を実施。高田松原の海開き式典には、運営する市観光物産協会の熊谷正文会長や石渡史浩副市長、市議会の及川修一議長ら17人が出席し、玉串奉てんなどで安全を祈願した。
東日本大震災の津波で被災した両海水浴場。広田は平成30年、8年ぶりに遊泳を再開し、高田松原は県による砂浜の再生工事を経て、令和4年、12年ぶりに復活した。
高田松原は、国際環境認証制度「ブルーフラッグ」を3年連続で取得。砂浜には世界共通の青色の旗を掲げ、国際基準を満たした安全・安心な環境をPRする。
市観光物産協会では今年も、「手ぶらでビーチBBQ」やイス、テーブルを備えた無料のパラソルエリア、常設海上アスレチック施設「高田松原ウオーターパーク」、簡易売店などを開設。遊具貸し出し、駐車場から砂浜までの荷物負担を軽減させるワゴンカートの無料貸し出しも行う。
18日からは「海水浴後にぴったり!ひゃっこいシールラリーin陸前高田」を開催。市内の対象店舗で「ひゃっこい(冷たい)」メニューを購入するともらえるシールを2店舗分集めると、先着100人限定で景品と引き換えられるキャンペーンで、海水浴を起点とした市内周遊の促進を図る。高田松原で撮影した写真を募るフォトコンテストも実施し、海水浴場にはフォトスポットとなる立体文字オブジェを置く。
市や同協会によると、昨年夏は7月19~8月17日に開設し、来場者数は高田松原が2万548人、広田が9317人。高田松原は前年比4399人(27・2%)増、広田は同3688人(65・5%)増と、いずれも震災後で最多となった。
熊谷会長は「今年は暑い夏になる予報で、海水浴にふさわしい。遊泳だけでなく、さまざまなエリアやイベントも用意し、また違った海の楽しみ方ができるはず。多くの方に安全に楽しんでいただきたい」と願いを込めた。
遊泳時間は高田松原、広田両海水浴場とも午前9時~午後4時。






