夏の高校野球岩手大会/大船渡8強入りならず 水沢工業に2―5 気仙勢4校の夏に幕(別写真あり)

▲ 水沢工業に敗れて8強入りを逸した大船渡

 第108回全国高校野球選手権岩手大会は18日、盛岡市のきたぎんボールパーク、花巻市のJALスタジアム花巻(花巻球場)で3回戦4試合が行われ、ベスト8が出そろった。気仙勢は、大船渡が2―5で水沢工業に敗れ、トーナメントから姿を消した。気仙勢4校の夏に幕が下りた。
 高校球児の聖地・甲子園へとつながる大会。58校49チームが出場し、23日(木)までの12日間、トーナメントで熱戦を繰り広げている。
 大船渡は、同パーク第2試合に登場。
 後攻の大船渡は初回、先発・山田がいきなり長短4安打を浴び3失点。1死一塁から2番手・細谷が投げてこの回は脱したが、二回に2本の長打で1点を奪われ、0―4と突き放された。
 1点がほしい大船渡は三回裏、二つの死球と1番・佐々木結の中前打で無死満塁の絶好機を迎え、3番・金野の犠飛で1点を返上。なお走者を得点圏に置く展開だったが、後が続かず、1得点にとどまった。
 二回途中から代わった3番手・熊谷が要所を締める投球で三~五回を無得点でしのいだが、六回に1点を失った。
 1―5で迎えた八回、大船渡は1死一塁から敵失で二塁まで走者を進めると、2死から8番・山口が左中間を破る適時二塁打を放ち1点を返した。
 九回表を三者凡退に締め、勢いに乗りたかった大船渡だったが、その裏、三者凡退に打ち取られてゲームセット。反撃の芽を摘まれる場面が多く、巻き返しができないまま敗れた。
 熊谷郁海主将(3年)は「4点を取られたあと、想定よりも早いタイミングで登板機会が回ってきたが、チームの打力を信じていたので、思い切り投げることができた。3年間で一番楽しい試合だった。チームも最後まで諦めず、笑顔でプレーできた。1、2年生には、自分たちが越えられなかった壁を越えられるよう、これからも頑張ってもらいたい」と振り返った。
 ▽3回戦
水沢工業
310001000|5
001000010|2
大船渡
 (大)山田、細谷、熊谷―山口
 (水)中山、千田、芦埜―及川
 ⚾二塁打=千葉、石川、後藤、千田(水)山口(大)