新たに〝中級編〟を提供 旧吉田家住宅主屋 「たからもの探し」企画
令和8年7月30日付 2面
陸前高田市気仙町の県指定有形文化財・旧吉田家住宅主屋で、新たな来館者参加型イベント「旧吉田家住宅主屋の〝たからもの〟をみつけよう!~中級編~」が行われている。同主屋の内外に潜む〝たからもの〟を探す好評の企画で、従前の初級編よりも難易度を上げた九つの問題を用意しており、広く挑戦を呼びかけている。
仙台藩大肝入屋敷である同主屋は、東日本大震災津波で全壊。その後、被災部材を活用し、気仙大工左官の技を生かした復旧事業を経て昨年5月に開館した。
〝たからもの〟イベントは、同町の歴史と文化、人々の暮らしを物語る同主屋を幅広い世代に学んでもらい、関心を持つ機会を創出しようと、市教育委員会が企画。今年3月下旬に初級編が始まり、幅広い世代が同主屋に関する九つの問題に臨み、好評を博している。
中級編は夏休みに合わせて用意し、今月26日にスタート。問題のシートは主屋隣の管理棟で無料配布しており、吉田家の貴重な資料「黒印状」や、気仙大工に関係する「筆返し」「木の継ぎ目」など宝物九つの写真を掲載し、挑戦者に探してもらう。
管理棟で答え合わせをし、全問正解で景品をプレゼント。各問題を詳しく解説した「ヒントカード」も用意しており、親子や友人間でヒントを出し合いながら答えを探すこともできる。
初級編と合わせての挑戦も可能。同主屋のスタッフは「〝たからもの〟を見つけるだけではなく、ヒントカードなどからその意味に理解を深めてもらい、旧吉田家や地域の歴史、気仙大工の技術などを知ってほしい。夏休みの自由研究の参考にもしてもらいたい」と話し、挑戦を呼びかけている。
同施設の開館時間は午前9時~午後4時で、毎週月曜日(休日の場合は次の平日)休館。入館料は市民と大学生以下を除く個人が1人300円、団体(10人以上)が同200円。
問い合わせは同施設(℡22・8872)へ。






