湾内彩る海上七夕船団 三陸・大船渡夏まつり開幕 きょう道中踊り、花火大会(別写真あり)
令和8年8月1日付 1面
大船渡市の夏を代表するイベント「三陸・大船渡夏まつり」(同実行委主催)は7月31日に開幕し、海上七夕船団の大船渡湾内巡航パレードが行われた。今年は大船渡・海を愛する会(新沼湧一会長)によるパレード40周年記念として繰り広げられ、電飾やちょうちんでまつり仕様に彩られた船団が湾内をゆっくり巡った。メインの1日は雨の予報で天気が心配されるが、キャッセン大船渡付近の県道丸森権現堂線などで市民道中踊りが行われ、大迫力の花火と海上七夕の競演がフィナーレを飾る予定。(高橋 信)
梅雨期間中の気仙地方。まつり初日は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨となった中、恒例の巡航パレードが行われた。
「大船渡丸」を指揮船に作業船や漁船など10隻の船団が組まれ、午後4時、茶屋前岸壁を出港。大漁旗をなびかせながら湾内を回った。
寄港先の蛸ノ浦漁港(赤崎町)や細浦新港(末崎町)では、郷土芸能や市出身歌手によるステージイベントを実施。「招福餅」の餅まきもあり、港は多くの人でにぎわった。日が沈むと、大船渡丸に施された電飾が海面を照らし、幻想的な雰囲気が広がった。
大船渡・海を愛する会によると、パレードは今年で40回目。新沼会長は「齊藤俊明前会長をはじめ、多くの関係者の尽力、地域のご協力で重ねた歴史。これからも素晴らしい海の祭典を目指していきたい」と語った。
1日は午後3時30分から、茶屋前岸壁の大船渡丸特設ステージを会場に、大船渡東高校太鼓部が「オープニング太鼓」を披露。同4時から同会場でまつりの開催式が行われる。
式後のステージイベントには、明和保育園、大船渡ストリートダンス、第一中学校吹奏楽部、笹崎鹿踊りの保存会などが出演する。
市民道中踊りは午後6時に開始。34団体計1322人が『気仙甚句囃子』『おおふなと椿音頭』の2曲に合わせ、中心市街地を通る県道丸森権現堂線の直線路と、市防災観光交流センター・おおふなぽーと前のロータリーを練り歩く。
同7時30分からの花火大会は、2部構成。第1部は市民協賛花火「オープニングスターマイン」で始まり、海面近くで大きく開く水中花火や豪快な10号玉花火を楽しめる。煙抜きのため5分程度の休止を挟み、同7時55分ごろから第2部が始まる。海上七夕船団は前日より2隻増の12隻がパレードし、花火と競演する。
キャッセンモール&パティオでは、同日正午から「キャッセンのなつまつり」が開かれる。午後4時30分からは「銀河連邦共和国 お国自慢・お楽しみ抽選会」が行われる。
盛岡地方気象台によると、同日の沿岸南部は低気圧や前線の影響により雨で、雷を伴って激しく降るところがある見込み。荒天の場合は、花火大会のみ2日(日)に順延し、その他のイベントは中止する。
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JR東日本盛岡事業本部は1日、同まつりに合わせ、大船渡線BRTの陸前高田駅─盛駅間で臨時便を運行する。
臨時便の下り(盛行き)は▽午後6時23分陸前高田発─同7時8分盛着▽同8時26分下船渡発─同8時38分盛着──の2便。
上り(気仙沼・陸前矢作行き)では▽午後4時50分盛発─同5時1分下船渡着▽同6時20分盛発─同6時31分下船渡着▽同8時30分盛発─同9時13分陸前高田着──の3便を運行する。






