多くの客でにぎやかに 恒例の「滝観洞まつり」
令和8年8月2日付 8面
住田町上有住の滝観洞観光センターによる「滝観洞まつり」は1日、滝観洞周辺で開かれた。雨が降る中、地元内外から多くの客が訪れ、恒例の「滝流しそば」の大食い大会や五葉山火縄銃鉄砲隊の演武、洞窟探検など滝観洞ならではの体験を満喫した。
滝観洞は全長3600㍍余りにおよぶ国内屈指の鍾乳洞で、迫力ある岩肌の造形や地下水系が織りなす神秘的な景観が見どころ。最奥部には高さ約60㍍に及ぶドーム型の空間と、落差29㍍を誇る国内最大級の洞窟内滝「天の岩戸の滝」があり、滝観洞観光センターとともに、町が誇る観光資源として広く親しまれている。
まつりは、施設を生かした多彩な企画を楽しんでもらおうと毎年開催。今年も、同センター指定管理者の住田観光開発㈱が主催して開かれた。
この日は、琴伝流大正琴「すみたかっこ花の会」による演奏披露でイベントが幕開け。あいにくの雨に見舞われたが、会場にはアユやイワナの塩焼き、フランクフルト、沖縄料理などの「うまいもの屋台」が並び、町内外からの人でにぎわった。
長いパイプから流れてくるそばを味わう同センター名物の「滝流しそば」の大食い大会には、子どもの部に2人、大人の部に13人が参加。「15分間で何人前のそばを食べられるか」というルールで、老若男女が自分の腹の〝限界〟に挑戦した。
子どもの部で優勝した藤井心音さん(住田中2年)は「そばが思ったよりも固めだったけど、目標の2人前以上を達成できた。地元の施設がにぎわっていて楽しかった」と笑顔。
大人の部で10人前を平らげ、1位となった向坂たまさん(奥州市)は「そばが好きで、きょうは食べ放題ができると思い参加した。おいしいそばで、予想以上に食べられた。優勝できてうれしかった」と心も体も満たしていた。
昼過ぎからは、五葉山火縄銃鉄砲隊が同センター付近で演武を披露。空砲による、雨を吹き飛ばすかのようなごう音が鳴り響くと来場客の歓声も上がり、晴れやかな表情を交わしていた。






