来場者400万人に 道の駅高田松原 開業から6年11カ月で達成

▲ 400万人目の来場者となり、佐々木市長(左端)から祝福を受ける藤原さん一家

 陸前高田市気仙町の道の駅高田松原の来場者数は5日、累計400万人に達した。令和元年9月のオープンから来月で7年となるのを前に、セレモニーに出席した関係者らが節目を祝福。夏休みシーズンで書き入れ時を迎えている中、道の駅では400万人の記念感謝セールも予定しており、さらなる利用増に期待を込める。
 記念すべき400万人目の来場者となったのは、花巻市石鳥谷町の藤原和博さん(74)・敬子さん(73)夫妻と長女の舞さん(42)、孫の輝理さん(石鳥谷小6年)の一家。
 入り口では、佐々木拓市長や道の駅運営会社・㈱高田松原の熊谷正文社長、出店業者の代表らが出迎え、佐々木市長が「これからもぜひ足を運んで」と400万人の記念パネルを手渡した。
 合わせて道の駅内にあるすなば珈琲のお菓子・グッズセット、同市のブランド米「たかたのゆめ」5㌔、採れたてランド高田松原のリンゴジュース30本、磯ヤ海産のノリ4種セット、広田湾漁業協同組合の海藻・缶詰セットを詰め合わせた記念品の目録も贈呈した。
 藤原さん一家は、高田松原海水浴場を利用するために同市を訪れ、近くの道の駅にも立ち寄った。オープンから5回ほど利用しているという和博さんは「400万人目の来場者になるとは思わず、びっくりした。プレゼントまでいただき、ありがたい。(道の駅は)立派に整備されていて、これからも足を運びたい」と話した。輝理さんは「海がきれいでとてもいい場所。また来たい」と笑顔を見せた。
 県内有数の観光地であるとともに、市内随一の集客力を誇る道の駅高田松原。高田松原復興祈念公園内に整備され、東日本大震災津波伝承館にも隣接することから、震災を契機とした復興、防災学習で訪れた人々も立ち寄る。来場者数は令和3年7月に累計100万人、5年5月に同200万人、6年10月に同300万人に達した。
 熊谷社長は「今年は客足の鈍さを感じていたが、夏に入ってたくさんの方々が来てくれている。8月のにぎわう時期にこうしてセレモニーを行うことができて安心している」と語り、「熊本地震では多くの方が被災され、われわれも震災を経験した身として、道の駅から復興を発信してきた。復興への思いを熊本にも届けたい」と心を寄せた。