伝統行事 華やかに開幕 盛町灯ろう七夕まつり きょうも山車運行など
令和8年8月7日付 1面
大船渡市の盛町灯ろう七夕まつり(盛町夏まつり実行委員会主催)は6日、さかり中央通り商店街を主会場に始まった。華やかな竹七夕飾りが立ち並ぶまつり会場では、町内外から訪れた多くの人たちが多彩な余興や山車の競演、道中踊りなどを楽しみ、まつりならではの雰囲気に浸った。まつりは7日も行われる。
気仙の夏の風物詩となっている同まつりは、盆前に先祖の霊を迎える星祭りとして古くから続く。現在のように七夕山車が練り歩く光景は、大正時代から見られるようになったと伝えられる。
東日本大震災があった平成23年も、県内外のボランティアから支援を受けて実施。今年は、立命館大学(本部・京都府)の学生たちがボランティアとして参加し、地域住民らと絆を深めながらまつりの準備を進めてきた。
初日の6日は、青空に恵まれて幕を開けた。
商店街沿いでは、同市の第一中学校吹奏楽部1~3年生38人が演奏を披露。福祉施設利用者や地域住民が注目する中、さわやかな音色で魅了した。また、令和8年熊本地震の被災地支援を目的とした募金活動も行った。
山本瑞季部長(3年)は「イベントでの演奏は、コンクールと違ってまた新鮮な気分。喜んでもらえて良かった。募金にも協力してもらい、とてもありがたい」と話していた。
このあと、日本空手協会県本部大船渡支部による演武や大船渡東高校太鼓部によるステージなどと続き、趣向を凝らした七夕山車も来場者らの前に登場。盛青年商工会による屋台とミニ縁日も人を呼び込み、会場に活気が生まれた。
2日目の7日は、午前10時から盛こども園児の「引き七夕」、午後からは山車の運行などが行われる。午前10時~午後10時の商店街通りは車両通行止めになる。
実行委は20日(木)夜、先祖供養などで川に灯ろうを流す旧盆の恒例行事「盛川灯ろう流し」に合わせ、花火の打ち上げを予定している。





