「絶景日本一」へ投票を 大船渡温泉 宿・ホテル総選挙で6連覇挑戦 温泉総選挙には市がエントリー
令和8年8月13日付 7面
大船渡市の㈱海楽荘(志田豊繁代表取締役)が運営する大船渡町の大船渡温泉が、インターネットによる「温泉宿・ホテル総選挙2026」の絶景部門に参加し、6連覇を目指している。今年は同じくネット投票で行われる「温泉総選挙2026」の絶景部門にも、市が大船渡温泉としてエントリーし、日本一に挑む。同社や市では「日本一に選ばれる絶景は大船渡の財産」と、観光客だけでなく、地域住民らの積極的な応援投票に期待を込める。(佐藤 壮)
ネット投票はいずれも、官民一体となった観光促進活動を支援する「旅して日本プロジェクト」が主催。温泉地や名産・名所等をプロモーションし、多くの人々に足を運んでもらおうと毎年実施し、温泉宿・ホテル総選挙は6年目、温泉総選挙は11年目を迎えた。
温泉宿・ホテル総選挙には今年、全国の温泉を持つ宿・ホテル約150施設が参加。絶景、料理自慢、おもてなし、泉質自慢、レトロ、ファミリー、ラグジュアリー、ペット同伴、湯治ウェルネス、健康/スポーツ、美肌、秘湯宿、お気軽/お得、一人旅、アウトドアの15部門で実施し、絶景部門には24施設がエントリーした。
大船渡温泉は、湯船に漬かりながら移ろう海の景色や朝日を楽しめる魅力に加え、幅広い世代がゆったりと過ごせる落ち着いた空間づくりに定評がある。さらに、料理や宿泊客への丁寧な対応を通じて、宿泊客の満足度を高める取り組みに力を入れている。
一方、温泉総選挙は温泉地を選ぶ形式で、「日本一」となれば、市全体の観光振興にも大きく寄与する。特に、水平線から昇る朝日は大船渡温泉以外にも市内では名所が多く、大船渡の弱みとされる冬場の観光振興に生かす動きなどへの弾みとなる。市では本年度、市内全体の波及効果を見据えて参加した。
全国から80温泉地以上がエントリー。絶景、美肌、秘湯/名湯、レジャー/街ぶら、湯治ウェルネス、歴史/文化、健康/スポーツ、おもてなしの8部門があり、絶景部門は11温泉地で競う。
いずれも投票期間は10月31日(土)まで。投票行動は、通常のウェブ投票に加え、宿泊先に行かないと分からない暗証番号が必要な「現地投票」の各1票に限定されており、より多くの人々の支持が求められる。
両ホームページによると、大船渡温泉は12日時点で、温泉宿・ホテル総選挙は2位、温泉総選挙は4位となっている。投票は始まったばかりで、2カ月余に及ぶ息の長い〝選挙戦〟では、施設を訪れた宿泊客だけでなく、絶景を身近に感じている地域住民の後押しが欠かせない。
志田代表取締役は「『絶景日本一』は全国の人に大船渡を知ってもらうのに、非常に役立っている。大船渡を三陸沿岸の観光の中心地にしていきたい。今年も日本一になるには、市民の皆さんによる力が必要」と、協力を呼びかける。





