世代超え 福祉知る場に ふれあいまつり 発表や体験、販売も(別写真あり)

▲ 高田保育所の子どもたちがオープニングを飾った「ふれあいまつり」

 陸前高田市ボランティア連絡協議会(熊谷賢一会長)による令和8年度「ふれあいまつり」は5日、高田町の市コミュニティホールで開かれた。世代を超えた市民らが足を運び、ステージ発表、体験や展示・販売のブースを通じて交流を深め合い、地域の福祉について知る場とした。
 障害の有無にかかわらない交流を通じ、福祉やボランティア活動への理解・関心を深め、誰もが安心して暮らせる地域を目指そうと開催。市と市社会福祉協議会が後援し、NPO法人AidTAKATAが協賛した。
 開会セレモニーでは、来場者約150人を前に熊谷会長があいさつ。「皆さんの心を一つにして、高田の福祉を考える一日にしてほしい」と述べ、関係、協力機関などに感謝した。
 来賓の佐々木拓市長は「一人でも多くの市民がふれあうことで、ますます地域が豊かになり、福祉の向上が図られるよう祈念する」と祝辞。菊池満夫市社会福祉協議会長は「福祉への理解を深め、関心を高めてもらうイベント。今後ともボランティア連絡協と連携を密に取り組んでいきたい」と述べた。
 オープニングを飾るアトラクションには、高田保育所の児童らが登場し、元気に『ゆめちゃんおんど』を披露。続いてステージ発表が始まり、新舞踊やチンドン、バンド演奏、手話による歌が繰り広げられた。
 1階ホール内と屋外では、市内や周辺地域の福祉作業所、事業所の製品、軽食の販売、子ども向けの縁日コーナー、各種団体の活動展示などを展開。各福祉作業所では、利用者らが自慢の製品をPRしながら来場者とふれあい、笑顔を広げ合った。
 2階では、市内中学校の制服や運動着などの「制服バンク」、市内のボランティア団体が活動紹介や体験ブースを設けた「ボランティアとつながる交流会」が行われ、参加者らの好評を博した。
 会場には「たかたのゆめちゃん」も応援に駆けつけ、来場者らと交流。7月に発生した令和8年熊本地震の被災地を支援しようと、募金活動も行われた。
 アトラクションに出演した同保育所の菊池詩乃音ちゃん(年長)は「上手に踊れてよかったし、遊んでおやつを食べたり、手話も教わった。楽しかった」と、うれしそうに話していた。