今秋、統合推進協設置へ 世田米、有住両小 町議会9月定例会一般質問で当局
令和8年9月9日付 1面
住田町議会9月定例会は8日に開会し、会期を18日(金)までの11日間と決めた。初日は林﨑幸正(無所属)、荻原勝(同)、村上薫(同)の3議員が、教育や公共交通、林業振興などを巡って一般質問。少子化問題を受けての小学校統合について、町教委は、この秋に学校統合推進協議会を設置し、統合時期や校舎などを協議していく方針を示した。(阿部仁志、2面に一般質問の主なやりとり)
小学校統合について取り上げたのは林﨑議員。世田米小学校と有住小学校の統合に向けての進ちょくや、統合後の校舎について答弁を求めた。
小中学校の児童・生徒数の減少が続く中、町では教育の質の確保や複式学級の早期解消などを図るため、両小学校の統合にかかる検討を進める意向を示してきた。
これに対し、林﨑議員は今年3月の定例会でも学校統合について取り上げたことを踏まえ、現状の説明を求めた。
松高正俊教育長は、本年度に入ってから町長や教育委員、学校長らと協議を進めてきたことを報告。この中で、有住小が令和10年度からすべての学年で複式学級になる見通しもあることから、「統合は確実に行う。早急に複式学級を解消するとの視点をもって、統合の時期を決定することを確認した」とした。
そのうえで、「この秋にも学校統合推進協議会を設置し、統合の時期やその方式、学校の名称、使用校舎について協議するほか、必要に応じ小学校や保育園の保護者、教職員、地域の皆さまからも意見をいただきたい」と明らかにした。
新校舎の建設については、「住田中の校舎も老朽化が著しい現状を踏まえ、小学校統合とはいったん切り離し、今後の検討課題とする」「校舎を建てるとなれば膨大な予算がかかる。保護者や地域住民の意見を参考にしながら、さまざまな観点から決めていかなければならない」と見解を述べた。
林﨑議員は、経済力がある地域とそうでない地域とで「教育に差が出てくるのでは」との懸念も示し、格差を生まないための対策も求めた。
定例会日程は次の通り。
▽9日=本会議(一般質問、議案審議)、決算審査特別委、常任委▽10日=休会▽11日=本会議(議案審議)、議員定数・報酬等検討特別委▽12、13日=休会▽14日~16日=決算審査特別委▽17日=休会▽18日=本会議(議案審議、決算審査特別委報告等)
町長の退院見込み10月末に延びる
住田町議会9月定例会の諸般報告において、小向正悟副町長は、8月16日からけがの治療で入院している神田謙一町長の退院時期が9月末から10月下旬に延びたことを報告した。
神田町長は、8月16日に公務外での作業で右足を骨折し、手術と入院が必要と診断された。当初、9月末までの入院が必要と診断されていたが、2回目の手術後の経過観察やリハビリなどに時間を要するため、入院期間が延びた。
引き続き、電話やメール、面会などにより連絡体制を確保し、職務代理者は置かない。





