「港町・大船渡」の強み発信 企業立地ガイドを刷新 市が作成 支援制度紹介 港湾生かした物流環境もPR
令和8年9月12日付 7面
大船渡市は、企業誘致や大船渡港を拠点とする物流環境をPRするためのカタログ「市企業立地ガイド」を刷新した。リニューアル前は企業誘致関連の支援メニューを掲載していたが、水陸交通の結節点となる港湾の利便性や同港利用を促す補助制度を新たに加え、津波防災の取り組みも紹介する。折りたたみ式のリーフレットにチラシを差し込む仕様に変更し、相手企業やイベントなどに応じてチラシの組み合わせを変えながら「港町・大船渡」の強みをアピールしていく。(高橋 信)
同ガイドのリーフレットはA4サイズ、フルカラーで、200部作成。中面には空撮した大船渡港の写真をフルサイズで使い、大船渡港を利用するメリット、荷役能力を載せた。裏面には大船渡市と内陸部などとの距離、車による所要時間をマップで紹介している。
従前はリーフレットに補助制度の内容などを網羅的に載せたが、チラシを入れる仕様に切り替えた。これにより補助制度拡充などのたびに、特定のチラシのみ内容を差し替えることもできる。
チラシは企業立地関連2種類、企業支援関連6種類、津波防災・減災の取り組み1種類、大船渡港関連3種類で、場面に応じて組み替える。補助事業の詳細などを閲覧できるQRコードも掲載した。
同ガイドは10月5日(月)に都内で催される「いわて・大船渡港セミナー(大船渡港物流強化促進協議会主催)」で参加者に配られるほか、県主催の企業誘致イベントなどで活用する。
これまでは企業立地ガイドと、大船渡港をPRするパンフレットは別々に作成していた。企業誘致と大船渡港の利用促進の相関関係が強いことから、より効果的にPRしようと、一つに集約した。
市商工港湾部の安居清隆部長は「企業向けのさまざまな補助制度や大船渡港の特色に加え、企業活動への悪影響を抑える防災・減災の取り組みも紹介する内容。大船渡港は国のサーキュラーエコノミーポート(循環経済拠点港湾)の選定を受け、こうした強みやビジネスの拠点としての利便性をガイドを活用しながらPRし、地域経済活性化などにつなげたい」と見据える。






