無料サービスの周知図る 未来かなえ機構 小児科、産婦人科オンライン
令和8年9月12日付 2面
気仙3市町で医療情報などを共有する「未来かなえネット」を運用する一般社団法人未来かなえ機構(代表理事・滝田有気仙医師会参与)は、同ネット加入者が利用できる無料医療相談サービス「小児科オンライン」と「産婦人科オンライン」の周知を図っている。産婦人科オンラインは今年4月から対象者を中高生まで拡大しており、若い世代の利用促進を呼びかけている。
未来かなえネットは、気仙の登録者の病名や投薬内容、検査結果などの情報を関係機関が共有し、医療や介護、健康サービスに活用することによって地域住民の健康を支える仕組み。住田町世田米の農林会館内に事務局を置く同機構が運用し、無償で登録を受け付けている。
小児科、産婦人科両オンラインは妊娠、育児、子どもの健康、心身の悩みなどの相談を専門の医師や助産師らがリモートで受け付けるもの。東京都の㈱Kids Publicが提供する遠隔健康医療相談サービスを導入しており、同ネット登録者はサービスへの会員登録も行うことで無料利用できる。
このサービスでは、相談をテキストで24時間受け付けるウェブサイトを開設しているほか、平日午後6時~10時の夜間相談(1枠10分の予約制)では電話、LINEのチャット、ビデオ通話などに対応。過去の相談事例を検索することも可能となっている。
小児科オンラインは、0~15歳の子の育児に悩む人やその家族が利用できる。産婦人科オンラインは、これまで妊娠中や産後の人向けだったが、本年度から中高生も利用できるようになった。ただし、未成年の登録は保護者の同意が必要。
同機構ではサービスの周知に取り組んでおり、今月6日には、大船渡市盛町の市防災センターで開かれた「おおふなと防災フェア」にブースを展開。多くの来場者が訪れた中、同ネットやサービスの認知拡大を図った。
同機構スタッフは「体や性のこと、生理などの悩みについて、女性だけでなく男性も相談できる。多くの人に未来かなえネットについて知ってもらい、加入後は各サービスも活用してもらいたい」と呼びかける。
同ネットに関する問い合わせは同機構(℡22・7261)へ。






