海外派遣に向け決意表明 結団式で中高生6人 来年1月にシンガポールへ
令和8年9月16日付 3面
住田町などによる町内中高生対象の令和8年度海外派遣事業結団式は14日夜、町役場町民ホールで開かれた。来年1月にシンガポール共和国を訪問予定の中高生合わせて6人が臨み、関係者らの前で派遣への抱負、決意を伝えた。
海外派遣は、住田中学校の生徒を対象にした「中学生海外派遣事業」と、県立住田高校の生徒を対象にした「生徒海外派遣研修(海外交流事業)」を合同で実施するもの。
中学生海外派遣事業は町教育委員会が主催し、実行委員会(委員長・松高正俊教育長)が実施主体。平成26年度から行っている。
一方、住田高の生徒海外派遣研修は同校教育振興会(水野司会長)を事業主体とし、町の助成を受けて実施。平成7年度から始まり、今回で30回目となる。
いずれも、海外での交流や異文化体験を通じ、国際性豊かな人材を育成することが狙い。令和6年度から派遣の効率化を図り合同で行っており、昨年度まではアメリカを訪問した。本年度は、昨今の物価高騰や各国の治安などを勘案し、訪問先をシンガポールに設定した。
派遣に臨むのは、住田中の佐藤華音さん(2年)、佐藤莉菜さん(同)、水野夢咲さん(同)、住田高の渡辺心さん(同)、熊谷唯さん(1年)、鈴木音緒さん(同)。町教委の美野マーク国際教育主事が引率する。
結団式には、派遣される生徒6人とマーク主事、町や町教委関係者、学校長ら約20人が出席。
冒頭、松高教育長は「シンガポール共和国は、経済力が高く、治安が比較的良い国として知られている。住田の代表としての研修を通じ、経験を自分の人生に役立てることはもちろん、学んだことを学校の仲間にぜひ伝えてほしい」とあいさつした。
次いで、生徒らが一人ずつ決意表明。「他国の文化を学べる機会と思い志望した」「積極的に交流し、自分の英語力を試したい」「コミュニケーション能力を磨きたい」などと意気込んでいた。
派遣期間は来年1月6日(水)~13日(水)の8日間。語学学校や動物園訪問、市内観光、ホストファミリーとの交流などを予定している。生徒らは今後、計5回の事前研修で現地の地理や文化、日常会話などを学ぶほか、現地で住田を紹介する場面も想定し、準備を進める。






