「ゆめちゃん」が切手に 陸前高田の今と魅力を発信へ 日本郵便 東北支社 あす気仙3市町などで発売(別写真あり)
令和8年9月17日付 6面
日本郵便㈱東北支社(斎藤貴支社長)は18日(金)、気仙3市町などの郵便局でオリジナルフレーム切手「たかたのゆめちゃんと歩んだ15年」を発売する。「陸前高田市ゆめ大使」として同市をPRするキャラクター・たかたのゆめちゃんをモデルとした、初のフレーム切手。東日本大震災発生後、市民らとともに復旧・復興へと進んできたゆめちゃんを通じ、陸前高田の今と魅力を発信する。

シートにはゆめちゃんの110円切手5種類を収めた
ゆめちゃんは、震災発生後に行われた「夢☆キャラプロジェクト」に応募があった334作品の中から選ばれ、平成24年1月4日に誕生。25年には市から特別住民票が交付され、ゆめ大使にも任命された。
そのかわいらしいキャラクターで幅広い世代から人気を集め、市民らに寄り添いながら陸前高田の魅力や復興支援への感謝を広く発信。令和2年の「ゆるキャラグランプリ(GP)2020 THE FINAL」では、東北勢として初のグランプリを受賞し、子どもに夢を与える存在として活躍している。
今年で震災発生から15年となり、来年にはゆめちゃん誕生15周年の節目を迎えることから、フレーム切手の題材に決定。これまで、栃木県佐野市の「さのまる」など交流があるキャラクターで構成する「ゆる党」のメンバーとともにフレーム切手にデザインされたことがあるが、単独では初めてとなる。
シートには、「陸前高田」のTシャツをはじめ、着物やドレスなどの衣装をまとったゆめちゃんの110円切手5種類を収めた。フレームには、リンゴ畑や高田松原津波復興祈念公園、気仙大工左官伝承館などで撮影したゆめちゃんの写真も掲載し、陸前高田の魅力も発信している。
ゆめちゃんは15日、高田町のみんなのゆめちゃんハウスで米崎郵便局の上野孝行局長(59)らからフレーム切手完成の報告を受けた。ゆめちゃんは切手の完成を喜び、「記念用と使う用、二つ買ってね☆」とメッセージを寄せた。
上野局長は、「ゆめちゃんのフレーム切手は以前からやりたかった企画で、念願がかなった。震災から15年の節目も重なり、ゆめちゃんハウスなど皆さんの協力をいただいて発売できる。切手の使用を通じて、陸前高田のPRにつながれば」と期待を寄せる。
フレーム切手の販売価格は、1シート税込み1550円。気仙3市町と一関市、平泉町の郵便局54局で限定販売する。「郵便局のネットショップ」では、25日(金)午前0時15分から取り扱う(別途郵送料などが必要)。
問い合わせは、最寄りの郵便局へ。(三浦佳恵)





