テーマ別の活動本格化 まちもり大学 「次の10年」取り組み探る

▲ 「これからの役割を考えよう」をテーマに意見交換

 大船渡市の㈱キャッセン大船渡とNPO法人おおふなと市民活動センターによる「大船渡まちもり大学」では、テーマごとに分かれた活動が本格化している。いずれも「次の10年」を見据え、今後キャッセンが担うまちづくりや集いやすい居場所づくりなどを探る。参加を随時呼びかけている。
 同大学は、まちづくりの主役となる人材を育成しようと、平成31年3月に始まった。本年度はメインテーマに「キャッセン大船渡のNEXT10年を実装するための作戦会議」を掲げている。
 6月以降、全体会やキャッセン内でのまちあるきに加え、関心があるテーマに分かれての意見交換を重ねてきた。活動のテーマには▽キャッセンってどんな場所?これからの役割を考えよう▽まちをもっと楽しくする!みんなで考える場所づくり▽誰でも関われるまちへ!キャッセンの参加のカタチを広げよう▽続く仕組みをつくる!キャッセンの日常アップデート──を設けている。
 今月21日は、キャッセン内で「役割を考えよう」のテーマグループによる意見交換が行われた。住田高校の金野恵人さん(3年)に加え、㈱キャッセン大船渡と市の役職員が集まり、キャッセンのエリアマネジメントの仕組みなどを改めて学びながら、今後の活動の方向性を探った。
 キャッセン大船渡は商業施設のオープンから来年で10年を迎える中、エリアマネジメントによって民間主導でスピード感あるイベント運営や企画展開ができる強みを確認し合ったあと、オープン当時に関わらなかった世代の参画の大切さが話題に。金野さんは「学生の居場所や、大人と話す機会づくり。こういったところに課題を解消する鍵があるのではないか」と語り、自身が関わる気仙地区広域学生奉仕団が企画した「未来新聞」の取り組みなどを紹介した。
 テーマ別の活動は、26日(土)午後1時30分から「みんなで考える場所づくり」、27日(日)同3時から「参加のカタチを広げよう」を予定。いずれも会場はキャッセン大船渡コミュニティスペース。「日常アップデート」は調整中。10月25日(日)同1時30分からはテーマ別横断ゼミ「キャッセン大船渡エリアの10年のあゆみ」を予定している。
 本年度は議論で生まれたアイデアやプロジェクトに基づく取り組みを見据え、多様な世代の参加を促す。活動に関する問い合わせは、キャッセン大船渡(℡22・7910)へ。