ふるさとの魅力再発見 有住小3、4年 地域創造学で名所巡り(別写真あり)

▲ 上有住の葉山めがね橋を見学する児童ら

 住田町の有住小学校(中川由子校長、児童40人)の3、4年生12人は25日、地域の名所や史跡などを見学する校外学習を行った。上有住の葉山めがね橋や下有住の長桂寺などを巡り、町を象徴する建造物や自然に触れ、ふるさとの魅力を再発見した。
 校外学習は、地域の景勝地や史跡を見学、調査することで地域への理解を深め、郷土愛を育むことが狙い。町の独自教科「地域創造学」の一環で、毎年行っている。
 この日は、学校からバスや徒歩で移動。町教育委員会の佐々木喜之教育次長補佐による案内のもと、上有住、下有住の各地区にある葉山めがね橋、一本松、松日橋、長桂寺の巨木「玉桂」などのスポットを見学した。
 このうち、上有住のめがね橋で佐々木補佐は、農地に水を引くための専用水路を備えた同橋が昭和6年に完成したこと、アーチ型の形状がめがねに見えることから名称が決まったことなどについて説明。「実際に足を運ぶととても良い景観で、町外から見に訪れる人もいる。住田を象徴する場所なので、ぜひみんなにも紹介してもらいたい」と呼びかけた。
 一方、下有住の長桂寺境内では、樹齢800年余りとされる巨木のカツラを見学。このカツラの木は昔、落雷で中心の幹が倒れたものの、周囲の枝が伸び、遠くから玉のように見えたことから「玉桂」と呼ばれるようになったという。
 児童らは、佐々木補佐の説明を聞いたあと、玉桂に近づき観察。24㍍もの高さの木を見上げ、全員で手をつないでも届かないほどの幹回りに驚いた表情を見せていた。
 髙橋暖真さん(4年)は、境内に祭られている水神宮のほこらにも興味を示し、「カツラの木が、予想以上に古く、大きいということが分かった。木の根元から湧く水がお茶などに使われているという話も印象に残った」と話していた。