ようこそ大船渡へ 客船「飛鳥Ⅲ」寄港 4月以来2回目(別写真あり)
令和8年9月30日付 1面
郵船クルーズ㈱(本社・神奈川県)の大型クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」(江口圭船長、5万2200㌧)は29日、大船渡市の大船渡港に寄港した。昨年7月に就航した飛鳥Ⅲの同港入りは今年4月以来約5カ月ぶりで、通算2回目。関係者らが特産品をアピールしながら歓迎した。 同日午前6時30分ごろ、存在感を放つ豪華な白い船体が大船渡湾内に入り、その後、大船渡町の野々田埠頭に着岸。市と大船渡港振興協会の関係者が横断幕を手に出迎え、はっぴ姿の渕上清市長が歓迎のあいさつを述べた。
岸壁では地元の銘菓や地酒などを並べた特産品販売コーナーを設置。市のPRキャラクター「おおふなトン」「秋刀魚武士(さんまぶっしー)」も駆けつけ、下船した乗船客らと触れ合った。
日中は岸壁で乗船客向けに炭火焼きサンマが振る舞われ、市内外を巡るオプショナルツアーも実施。徳島県徳島市の増田清和さん(75)は「初めての飛鳥クルーズ乗船で、最高の思い出となった。東北、岩手にはめったに来ることができない。平泉の史跡などを見てみたい」と笑みを浮かべた。
ブース出展した三陸鉄道㈱の山蔭康明大船渡派出所長兼釜石駅長は「三陸鉄道に乗り、三陸沿岸の景色を堪能できる列車旅を楽しんでいただきたい。同時においしい海の幸を食べてもらうなど、この地域ならではの魅力を満喫してほしい」と熱心に三鉄グッズをアピールした。
今回は神戸港発着の「秋の北海道・みちのくクルーズ」(23日~10月1日)の一環で、大船渡港に入港。29日に同港をたち、神戸に向かった。
市によると、本年度の客船の受け入れは今回を含めて計5回。10月27日(火)、28日(水)には秋の美景をめぐる日本一周クルーズとして、「飛鳥Ⅱ」(5万444㌧)が寄港する。27日夜には飛鳥クルーズ就航35年を祝う記念の花火が大船渡港周辺で打ち上げられる。
渕上市長は「初代飛鳥から通算し、今回で43回目となる入港をお迎えでき、大変喜ばしく光栄。当市の豊かな自然と海の恵みを存分にお楽しみいただき、忘れられない素晴らしい思い出となることを願う」と話した。






